ゾーホー、NetFlow Analyzerの新ビルドを発表!管理効率の向上を実現

ゾーホージャパン、NetFlow Analyzer新ビルド公開

ゾーホージャパン株式会社は、トラフィック解析ツール「NetFlow Analyzer」の新しいビルドをリリースしたことを発表しました。この新バージョンでは、特にネットワーク機器の設定管理をさらに効率化する「Network Configuration Manager（NCM）」オプションを新たに追加しました。

NetFlow AnalyzerとNCMオプションの特徴

新ビルド（12.8.272）には、トラフィック解析機能が強化されており、特にNCMオプションは、様々なネットワーク機器（ルーターやスイッチ、ファイアウォール等）の設定のバックアップや管理を自動化します。これにより、ネットワークエンジニアは業務の効率を大幅に向上させることができます。

NCMオプションの詳細

NCMオプションは、以下の機能を提供します：

- 自動バックアップ：ネットワーク機器の設定を自動でバックアップし、安心感を提供。
- 変更管理：設定変更を容易に追跡し、必要に応じてロールバックが可能。
- 世代管理：過去の設定情報も保持できるため、必要に応じて復元が容易です。
- 脆弱性管理：ファームウェアの更新情報を取り入れ、セキュリティリスクを低減します。

これにより、トラフィック解析とネットワーク設定管理を一元化し、管理業務の効率化が実現します。

UIの利便性向上

新ビルドでは、ネットワーク機器に対するQoSポリシーの可視化や調整も行えるようになりました。また、トラフィック可視化と管理が一つのインターフェース上で可能となり、作業効率がさらに向上しました。

その他の機能追加

新しいNetFlow Analyzerには、ネットワークマップ機能とトラフィックパターン分析機能も追加されています。

- ネットワークマップ機能：監視している機器同士の接続状況を可視化し、ネットワーク構成を容易に把握することができます。これにより、全体のネットワーク状況を迅速に理解でき、トラブルシューティングにも役立ちます。
- トラフィックパターン分析機能：AIを活用したこの機能は、過去のデータから将来のトラフィック量を予測するもので、ネットワークの問題解決やパフォーマンス管理に非常に役立ちます。

これまでに国内で5,000以上のダウンロードがあり、さまざまな業種で利用されているNetFlow Analyzer。今後も進化を遂げていくこのツールは、企業のネットワーク管理を大きくサポートすることでしょう。