自衛隊の号令をスマホで体験
近年、自衛隊の活動や存在が、国民の関心を集めています。その中でも興味深いのが、自衛隊の号令をスマートフォンで聴くことができる取組みです。号令とは、部隊が共通の動作を取るための指示を示す重要な言葉です。自衛隊にも多様な号令があり、それを我々が聴けるようにすることで、防衛理解を深める機会を提供しています。
スマホでレッツ リッスン!
「レッツ リッスン自衛隊の号令~聴け!」という特集では、実際に自衛隊の各部隊を訪問し、録音技師と共に隊員に号令を発してもらうというユニークな試みが行われました。このプロジェクトを通じて、読者はリアルな号令をスマートフォンで簡単に聴くことができるのです。試聴もできるとのことで、興味がある方はぜひ試してみてください。
世界との連携が求められる自衛隊
昨今の安全保障環境は非常に不安定であり、もはや一国だけで平和を守ることは難しくなっています。そのため、自衛隊と他国との共同訓練が増加しています。これにより、日本と世界との安全保障がより強化されると共に、訓練の内容も多岐に渡ります。最近では、陸・海・空のみならず、宇宙やサイバー領域でも活動しています。
特に、アメリカ海兵隊との「レゾリュート・ドラゴン25」などの実動訓練では、戦術や連携を深めていることが報告されています。このような国際共同訓練を通じて、自衛隊の役割が変化していることを理解する必要があります。
自衛隊検定試験の意義
「自衛隊検定試験」は、国民が自衛隊およびその活動についての知識を深めるための制度です。今年で19回目を迎えたこの試験は、変化する安全保障環境の中で一層重要性を増しています。自衛隊がどのようにして国を守っているのか、また、私たちがその原理を理解することが求められる時代に突入しました。この機会に是非、検定試験に挑戦し、知識をアップデートしてみてはいかがでしょうか。
特集内容も充実
- - 防人たちの女神として登場する倉島颯良が特集されるほか、志田音々さんによるインタビュー企画では、防衛に関する疑問にも答えてもらえます。今月のテーマは「軍事パレードの目的」についてです。
- - さらに、新連載として漫画家のふじいまさこが、自衛隊の現場を訪れ、その任務を担う先任に密着する企画もスタート。その交流を通じて、現場での人間関係や役割について深堀していく内容となっています。
自衛隊の美味しい料理
自衛隊に所属する隊員たちは、どのような食事を取っているのでしょうか? 今号では、沖縄県の恩納分屯基地の名物「うちなー空上げ」をレシピとして紹介。ニンニクとショウガを効かせたり、沖縄そば風のだし汁で食べたりと、料理にもその地域の特色が表れています。
筋肉チャレンジ
また、読者参加型企画「筋肉チャレンジ」も注目です。自衛官が実践しているマッスルボディを目指すためのトレーニング法を紹介。挑戦することで、より強い身体を手に入れることができるかもしれません。
『MAMOR』は、「日本の防衛のこと、もっと知りたい!」という理念を元に、全世代が楽しく国防を学べるプラットフォームを目指しています。ぜひチェックしてみてください。
[今月の表紙は、陸上自衛隊のシステム通信・サイバー学校による特別協力によって実現。]
発売情報
『MAMOR 2025年11月号 vol.225』は、780円で2025年11月21日に発売予定です。お求めは、Amazonや楽天ブックスでどうぞ。詳細はMAMORの公式ウェブサイトで確認できます。
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