スポGOMI甲子園2025
2025-08-05 14:07:25

高校生たちの熱き戦い!『スポGOMI甲子園2025広島県大会』開催報告

高校生たちの熱き戦い! 『スポGOMI甲子園2025広島県大会』の日々



2025年7月28日、広島市の袋町公園において、一般財団法人日本財団スポGOMI連盟が主催した『スポGOMI甲子園2025広島県大会』が開催されました。このイベントには、15歳から18歳の高校生たちからなる全24チーム、合計で66名が参加し、限られた60分の中でどれだけ多くのごみを拾えるかを競い合いました。

スポGOMIとは?



スポGOMIとは、”スポーツ”和の”ごみ”を掛け合わせた言葉で、単なる環境保護活動にとどまらず、競技として楽しむことで参加者の意識向上を目指しています。世界的に問題視されている海洋ごみ問題に対して、高校生たちが積極的に取り組むことで、未来の意識を変える一歩となることを願っています。

激闘の幕開け



大会当日は、若きゴミ拾い名人たちが集結し、午前9時30分から12時までの間、規定エリアのごみを拾うために疾走しました。参加者たちは、事前に研究した地図や情報を活かし、効率よくごみを収集。優勝を目指す仲間と共に、熱い戦いが繰り広げられました。

栄冠を手にした「拾王無塵」チーム



大会の結果、「拾王無塵」チームが栄冠を手にしました!広島大学付属高校から参戦したこのチームは、拾ったごみの総量が圧巻の12.09kgを達成し、総ポイント1062.0で優勝を果たしました。昨年からの連続出場ながら、他のチームに345.5ポイントの大差をつけたその実力は見事です。

特に、彼らの戦略は「質より量」。大型のごみを優先的に拾い、さらに過去の出場経験を活かして自らの手法を改善し続けたことで成功を収めました。

最優秀オリジナルアイテム賞も受賞



また、オリジナルアイテム賞に輝いたのは「Yah! You Are CLEAN Hero!」。チームが制作したこのリュックが特に評価され、使い古しのワイシャツを活用し、見た目には広島名産の瀬戸内レモンをモチーフにしたデザインが施されています。この工夫が参加者の環境意識を一層高める手助けとなりました。

出場者の感想



参加者の中には「普段遊びに行く街のごみをこれほど多く拾えると思わなかった」「環境問題について真剣に考えるきっかけを得た」と、心を動かされた者も多く、その意識の変化がとても印象的でした。普段暮らす街がどれほどごみに困っているか、そしてそのごみが海に流れ出て海洋問題を引き起こすことを実感したようです。

大会を通じた啓発活動



スポGOMI甲子園はただの環境保護イベントではなく、参加者たちがともに学び、楽しみながら社会貢献をする機会でもあります。このイベントを通じて、一人でも多くの方が海洋ごみ問題に意識を持ち、今後の行動に移していくことが期待されます。

今後の展望



優勝した「拾王無塵」チームは、全国大会でもその実力を発揮する期待が寄せられています。彼らの努力と意志が、未来の環境問題解決に向けた小さな火種となってほしいと願っています。しっかりとした基盤を持った彼らが、他の参加者に刺激を与え、広がる環の中で日本全体の意識が変わっていくかもしれません。

今後ともこのような活動が一層盛んに行われることを期待しながら、私たちも環境保護に向けた行動を継続していきたいと思います。


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会社情報

会社名
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
住所
東京都港区赤坂1-1-12明産溜池ビル2F
電話番号
03-6441-3941

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