大学認知度調査2024の結果発表
マイナビ進学総合研究所は、高校3年生を対象に行った「大学認知度・イメージ調査(2024)」の結果を発表しました。この調査は全国47都道府県を6つのエリアに分け、選ばれた大学の認知度やイメージについて分析しています。その結果、関東・甲信越エリアでは明治大学が1位、関西エリアでは3年連続で近畿大学がトップに立ちました。
大学認知度ランキング
関東・甲信越エリアでは、明治大学が早稲田大学や東京大学を抑えて首位に。近畿大学は変わらず関西エリアの1位を獲得しており、その影響力が伺えます。また、地域別に見ると、北海道・東北では北海道大学、中国・四国では岡山大学、九州・沖縄エリアでは九州大学がそれぞれ1位となりました。
キャンパスのイメージ
「キャンパスが立派なイメージ」という項目では、関東・甲信越エリアは青山学院大学が評価されています。関西エリアでのトップは関西学院大学で、特にその建築デザインが高く評価されています。青山学院大学はその立派なキャンパスとともに、教育内容の充実度もアピール要因となっているようです。
志望校の決定に影響する要素
志望校検討における重視要素として、「学べる内容が充実している」というイメージは61.3%の学生が「強く影響する」と回答。次に多いのは「就職力が高い」(57.6%)、続いて「サポートが手厚い」(54.4%)という結果が出ています。受験生が求める教育環境の整備がますます重要視されていることが窺えます。
調査結果への反応
調査結果に対する担当者は、特に明治大学の認知度が高まった理由として、同大学が多くの学部を持ち、国際大会での活躍した学生を輩出している点を挙げています。三淵嘉子さんがその母校であることも注目されています。
関西学院大学も、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが手掛けた独特のスパニッシュ・ミッション様式による美しい設計が、学生からの人気を集めています。
グローバルなイメージ
「グローバルな大学」というイメージでは、ノートルダム清心女子大学が中国・四国エリアで1位に。国際文化学部の新設や多様なカリキュラムが評価され、教育環境が高く支持されています。これらの大学はそれぞれの強みを生かしながら、学生に魅力的な成長環境を提供し続けています。
この調査結果は、進路を考える高校生にとって重要な指針となることでしょう。進学を検討する彼らにとって、今後の大学選びに影響を与える広範な情報を提供しています。
調査結果の詳細はこちらから確認できます。