SUNDREDが長野市のスマートシティ推進支援を連続受託
SUNDRED株式会社は、長野県長野市が公募したNAGANOスマートシティコミッション事務局の運営支援業務を昨年に引き続き受託しました。この契約は令和7年度(2025年4月25日から2026年3月31日)にわたるもので、地域課題解決に向けたオープンイノベーションを推進することを目的としています。
スマートシティNAGANOの実績
昨年度、SUNDREDはさまざまな活動を通じて、スマートシティNAGANOの推進に貢献してきました。特に、ワーキンググループを通じて「新しい移動」に注目したまちづくりをテーマに、5回の勉強会を開催しました。参加者は自らのビジネスアイデアを持ち寄り、地域の移動に関する社会課題を解決するための提案を行いました。
また、実証プロジェクトにおいては、14件の応募の中から選ばれた1事業に対して、伴走支援を実施し、その結果を通じて新たなビジネスモデルを形成しました。特に「健康と商業の持続可能性を高めるプロジェクト」が評価され、実証支援を行うことでより多くの地域課題解決に貢献しました。
新年度の取り組み計画
令和7年度には、地域課題の解決と新たな産業創出を目指すために、以下の5つの取り組みを予定しています。
1.
実証プロジェクト: 新たなビジネスモデルの実現に向け、最大1,000万円の助成金と専門家のアドバイスを提供し、持続可能なエコシステムの構築を目指します。
2.
ワーキンググループ&勉強会: 地域課題の解決に向けて、企業や多様な主体を巻き込んだワーキンググループと勉強会を開催し、「健やかな暮らし」を実現するための新しいアイデアを模索します。
3.
コミュニケーションの場『NASC OPEN DAY』: 会員との交流を強化し、創造的なビジネス機会を作るためのイベントを定期的に実施します。
4.
機運醸成イベントと情報発信: スマートシティNAGANOに関するイベントを実施し、認知度を高める取り組みを行い、新たな連携の創出を促進します。
5.
総会・事業報告会: NASCの活動進捗について関係者に報告し、今後の運営方針を協議します。
スマートシティの実現に向けた取り組み
NAGANOスマートシティコミッション(NASC)は、地域のスマートシティ推進を担う重要な機関です。産学官金連携のもと、長野市や商工会議所、大学、金融機関が参加し、地域のプロジェクトを実施しています。NASCは、地域のニーズに応じた事業を展開し、「市民が創る最高のまちづくり」を実現するための活動を続けています。
SUNDREDの挑戦
SUNDREDは「新産業のエコシステムビルダー」として、新規事業の開発だけでなく、地域を起点とした共創を通じて新しい事業機会を創出しています。多様な社会人との対話から新しい産業の方向性を定め、その実現に向けたプロセスを構築しています。
このような取り組みを通じて、SUNDREDは今後も地域の持続可能な発展に寄与していくことを目指しています。エコシステムビルディングサービスを活かし、多様な事業者と協力して新たな価値を創出し、地域社会に貢献していく姿勢を貫いていくことでしょう。