移動型サウナバス「サバス」がついに完成！体験会も開催決定

移動型サウナバス「サバス」が誕生

この度、兵庫県に拠点を置く神姫バス株式会社が、新たな試みとして移動型のサウナバス「サバス」を完成させました。このユニークなバスは、路線バスの車両を改造し、移動中でもサウナを楽しめるという新しい形のリラクゼーションスペースです。サウナといえば常設の施設を思い浮かべる方が多いでしょうが、これからはバスを利用しながら自然の中でサウナ体験ができる時代が来るかもしれません。

サバスの特徴

「サバス」は、バスの前方部分に設けられたスペースが特徴です。ここには、再利用されたバスの座席を使った椅子や、外の景色を楽しむことができるカウンターテーブルが用意されています。サウナ終わりのリラックスしたひとときを過ごすのに最適な場所です。また、吊り革やロウリュ用の給水タンクとして新たに設置された整理券ボックスなど、バスの名残を感じさせる設計も魅力の一つです。

本格的なサウナ室

サバスの中腹に位置するガラス扉を開けると、そこには本格的なサウナ室があります。このサウナ室には薪ストーブが装備されており、視覚的にも楽しませてくれます。特に「蒸気降りますボタン」は、降車ボタンを押すことで熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、その瞬間の快感を楽しむことができます。サウナ室内には、サウナ特有の吊り革温度計が設置され、バスならではの高い座席配置がサウナの新しい楽しみ方を提供してくれます。

お披露目会と体験会の実施

今回のサバス完成を記念し、2022年3月4日（金）と5日（土）にお披露目会および体験会が開催されることが決定しました。特に4日はメディア及び事業関係者向け、5日は一般の参加者が申し込める日として設定されています。バスに乗ってサウナを体験し、その魅力を直に感じる機会は滅多にないことでしょう。開催時の参加料は一名あたり4000円で、施設の入場料や温泉利用が含まれています。

参加希望者は事前に申し込む必要があり、感染予防対策も万全に行われるとのことです。イベント中は、事前の体調管理やマスク着用、手指消毒などが求められます。

サーバスの今後の展開

体験会終了後、サバス事業の正式なサービス開始が予定されています。初期段階では関西地域を中心に展開される見込みです。今後の設置に関する問い合わせは、公式サイトやSNSから随時受け付けています。サバスがどのような場所で体験できるのか、期待が高まります。

プロジェクトチーム

この独特なプロジェクトは、株式会社リバースとサウナイキタイの企画・プロデュースによるものです。内装設計には株式会社NODと株式会社OSTRが関わり、ストーブはtotonou Japan株式会社が手配しました。また、施工を行ったのは株式会社アトリエロウエ、バスの整備を担当したのは神姫商工株式会社です。これらの企業が一丸となって創り上げたサバス、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。