元気を生む着物の魅力!「きものdeペアフォトコンテスト2022」の成功
2022年、着物の魅力を再発見し、世界へ広げることを目指す「きものを世界遺産へ“きものdeペアフォト”コンテスト」が開催されました。注目の審査員には歌手として知られる伍代夏子さん、そして「きものと宝飾社」編集長の松尾俊亮さんの2人が名を連ねています。このコンテストは、特に親子や家族での着物姿をテーマにしたフォトが多く、多くの応募者から賞金100万円の大きな魅力が話題となりました。
審査員の紹介
伍代夏子さんは、1987年にCBSソニーレコードからデビューした実力派歌手です。地域社会との交流や福祉活動にも積極的で、2015年には外務大臣表彰も受賞しています。一方の松尾俊亮さんは、着物業界の知識と経験を活かし、「きものを着る習慣をつくる協議会」の理事長としても活動しています。
受賞作品の発表
金賞
【受賞者】高木 幸一郎さん
高木さんの作品は、子供たちの七五三の特別な瞬間を捉えた一枚です。親から子へ受け継がれた着物での晴れの日の思い出を、美しい陽光と共に映し出しています。
伍代夏子さんのコメント:「希望の陽光あふれる暖かい写真です。着物を受け継ぐことで親の思い出も蘇り、喜びが共有されている一枚ですね。」
銀賞
【受賞者】田辺 春美さん
春美さんは2022年元日に、娘に振袖を着付けて初詣に行った際の写真を応募しました。家族が揃うことの大切さを感じる、心温まる作品が評価されました。
松尾俊亮さんのコメント:「親子の着物姿は幸せの象徴です。お写真も素敵です。」
銅賞
【受賞者】池辺 政昭さん
池辺さんは娘との剣術の稽古風景を撮影。古民家の縁側という心安らぐ空間で、日常の幸せを映し出しています。
松尾俊亮さんのコメント:「お父様とお嬢様の笑顔が印象的で、幸せな家族の姿が見えます。」
コンテストの概要
この「きものdeペアフォトコンテスト」は、2022年を通じて毎月作品が審査され、選ばれた受賞者が発表されます。着物の魅力を再発見し、新たな人々に着物の素晴らしさを知っていただくために、多くの応募者の参加が期待されています。
応募締切は毎月末日で、発表は翌月の10日頃。国内在住者が対象で、応募方法は公式サイトを通じて行われます。
このコンテストは、着物の魅力を広め、着物人口の増加へとつなげる取り組みの一環です。2月も多くの応募を待ち望んでいます。
主催者情報
このコンテストは、NPO法人「きものを世界遺産にするための全国会議」によって主催されており、協賛として日本和装ホールディングス株式会社が参加しています。
詳細な情報は、
公式ウェブサイトをご覧ください。