ニュートン・コンサルティングの新サービス
サステナビリティ・ERM統合支援サービスの提供開始
リスクマネジメントに特化したニュートン・コンサルティング株式会社が、2025年10月28日より「サステナビリティ・ERM統合支援サービス」の提供を開始します。このサービスは、企業がサステナビリティを経営の重要な要素として扱い、リスクと機会を一体的に管理するための新たな支援体制を構築することを目指しています。
サステナビリティを重要な経営マターに
近年、ISSBやSSBJ基準の導入に伴い、サステナビリティは単なるCSR活動の枠を超え、企業価値に重大な影響を及ぼす経営課題となっています。しかし、多くの企業では、サステナビリティに関わる部門とリスク管理部門が分断されており、各部門が効果的に連携できていないのが現状です。このような課題を解消するために、ニュートン・コンサルティングは新たな統合アプローチを提案しています。
サービスの特長
1. ERMを起点とした統合アプローチ
このサービスでは、企業が既に持つERMの枠組みやツールを活用し、段階的にサステナビリティの要素を統合していきます。これにより、現場の混乱を抑えつつ、スムーズな統合が可能となります。
2. 橋渡し役としての機能
サステナビリティとERMとの文化的な違いを埋める役目を果たし、両部門が協働できるようにするためのワークショップや研修を行います。このプロセスを通じて、新しい運営方法を組織に根付かせます。
3. 「攻め」の戦略への展開
統合の目的はリスク管理だけでなく、気候変動や循環経済に関連する新しいビジネス機会の創出を目指します。これにより、企業は競争力を強化するとともに、持続可能な成長を図ります。
支援範囲とプロセス
本サービスは、以下のステップに沿って実施されます:
- - Phase 1: 現状診断と統合ビジョンの策定
企業のサステナビリティ推進体制とリスク管理体制を評価します。
気候変動や生物多様性などに関するリスクと機会を整理し、共通の評価基準を設計します。
実際の運用を試し、必要な改良を行い、全社的に還元します。
このように、企業が抱える分断の課題を解決し、持続的な成長を支援するためのサステナビリティ・ERM統合支援サービスは、現在多くの企業が必要としている支援の一環となることでしょう。
ニュートン・コンサルティングの背景
2006年に設立されたニュートン・コンサルティングは、今日までに約2,100社に支援を行ってきました。官公庁から民間企業、大学法人まで、その対象は実に多岐にわたります。この豊富な経験を活かし、クライアントのもとへ新たなソリューションを提供し続けています。さらなる詳細や問い合わせは公式ウェブサイトをご覧ください。