Fainders.AIが最先端のAI技術を披露
2025年3月4日から7日まで東京ビッグサイトで開催された「リテールテックJAPAN2025」。この展示会において、大注目を浴びたのが株式会社Fainders.AI(ファインダーズエイアイ、以下FAI)です。FAIが提案したのは、既存の小売業を大きく変革するAI無人店舗とAI画像認識セルフレジです。
FAIのミッションとビジョン
FAIは「顧客には利便性を、店舗には利益向上を提供する」というミッションのもと、AIを駆使した革新的なリテールソリューションを展開しています。特に韓国やシンガポールをはじめとしたアジア市場での成功を背景に、今後は2027年までに300店舗以上へのサービス拡大を目指しています。
リテール業界のニーズに応える
「リテールテックJAPAN2025」は、多くの課題を抱える流通業界に向けて、最新の「流通DX」を紹介する展示会です。人手不足や消費行動の変化、物流法の改正など、多くの企業が直面する問題への新たなソリューションが求められています。このような背景の中で、FAIのブースも大いに賑わい、多くの来場者が足を運びました。
展示ブースに集まる関心
FAIのブースでは、商品をバーコードなしで簡単に認識できる次世代AIセルフレジ「VISION CHECK-OUT」と、実際のコンビニを模したAI無人店舗「WALK THROUGH」が披露され、試演や体験を通じてその先進性を実感できる機会が提供されました。展示中には数多くの方々が訪れ、製品の高精度な性能に驚きの声が上がりました。
次世代AIセルフレジ「VISION CHECK-OUT」
このAIセルフレジは、商品を台に載せるだけでわずか1秒以内にスキャンが完了するという驚異のスピードを誇ります。AIが自動的にお買い物リストを作成し、スムーズに会計を行える仕組みです。7台のステレオカメラによる360度の商品認識により、サイズが異なる同一パッケージも精確に判別。さらに、多言語対応も行われており、海外のお客様にも快適に利用いただける点が魅力です。
ウォークスルー型AI無人店舗「WALK THROUGH」
「WALK THROUGH」は入店時の面倒な会員登録なしで、商品を手に取って決済エリアに進むだけで簡単にお会計ができる画期的なシステムです。初期費用0円、月々の運用料金で運営できるため、コスト削減効果が高いと評判です。スキャンレスの会計で店舗回転率も向上し、人件費や運用費を最大で90%削減できる可能性があり、業界内での取組みが期待されています。
2025年に向けたFAIの展望
今回の展示会を通じ、多くの企業がオフライン店舗のDX化の必要性に気付き、今後のサービス展開が注目されています。FAIはパートナーシップを拡大し、AI技術をさらなる進化させるとともに、多様なニーズに合わせたサービス提供を続ける方針です。しっかりとした準備のもと、日本のリテール業界に新たな風を吹き込む存在となることでしょう。
会社概要
FAIは2020年に設立され、AI画像認識セルフレジ「VISION CHECK-OUT」やAI無人店舗「WALK THROUGH」の企画開発・販売を行っているプロフェッショナル集団です。ソウル特別市に本社を置いており、今後の展開に目が離せません。
公式ウェブサイトはこちら:
FAI公式サイトです。