地図NFTで地方創生
2023-07-27 10:00:03

世界初!地図型NFTで地方創生:持続可能な観光モデル「Connect Quest」始動

世界初!地図型NFTで地方創生:持続可能な観光モデル「Connect Quest」始動



近年、地方観光ではオーバーツーリズムによる環境問題や、観光地の維持管理における課題が深刻化しています。集客を特定の場所に集中させる従来型の観光手法は、持続可能性という点で大きな問題を抱えているのです。

しかし、この問題を解決する画期的なサービスが登場しました。株式会社ジオ・マークが提供を開始した「Connect Quest」は、世界初の地図型NFT販売プラットフォーム。イラストマップとGPS機能を連携させることで、地方の魅力を効果的に伝えながら、持続可能な観光モデルを実現しようとしています。

地方創生の新しい潮流:思い出NFT



「Connect Quest」の最大の特徴は、現地を訪れたユーザーだけが購入できるNFTを販売するという点にあります。ジオ・マークはこれを「思い出NFT」と呼んでおり、単なるデジタル資産ではなく、旅行の思い出を形にする特別なアイテムとして位置づけています。

ユーザーは、デジタルマップ上でNFTスポットを選択し、現地を訪れてチェックインすることでNFTを購入できます。この仕組みは、エリア内の周遊を促進し、これまで収益化が難しかった公園や名所なども新たな観光スポットとして活用可能にします。

持続可能な観光:地域活性化への貢献



「Connect Quest」は、地方自治体にとって新たな収益源の創出にも繋がります。既存の観光資源を有効活用することで、持続可能な観光を実現し、地域経済の活性化に貢献します。

伊豆大島での実証実験では、大学生を対象にサービスの価値検証を実施。NFTを「思い出」として収集するという体験が、高い満足度を得ていることが確認されました。価格設定についても、転売目的ではなく、旅行体験の付加価値として300~500円程度の価格帯が好まれていることから、現実的な観光機能として活用できる可能性を示しています。

未来への展望:コミュニティ機能とメタバースとの連携



ジオ・マークは、「Connect Quest」のさらなる可能性を追求していきます。将来的には、NFTの特性を活かしたコミュニティ機能の構築や、メタバースとの連携による新たな体験の提供などを検討しています。また、他企業との連携によるオープンイノベーションにも積極的に取り組むことで、サービスの進化を加速させていく方針です。

ジオ・マーク株式会社:デジタルマップと最新技術で課題解決



ジオ・マーク株式会社は、オリジナルデジタルマップ作成技術を基盤としたSaaS型クラウドサービス「GEOMARK」を提供するスタートアップ企業です。複雑な情報を分かりやすく伝えるデジタルマップで、様々なエリア課題の解決に貢献しています。

「Connect Quest」は、ジオ・マークの技術力と地方創生への強い意志が結実した、革新的なサービスと言えます。今後、地方観光における新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。

会社情報

会社名
ジオ・マーク株式会社
住所
東京都文京区音羽1-26-13-301
電話番号

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