大阪ガス都市開発、企業パーパスの制定とその背景
大阪ガス都市開発株式会社(以下、大阪ガス都市開発)は、社会における役割を明確にするため、新たな企業パーパス「ここがいい」をつくるを制定しました。これに伴い、3月14日からは関西圏を中心にテレビCMやデジタル広告を通じて、この新たな方針を広く周知する取り組みを開始します。
コーポレートブランディングの意義
同社のパーパス設定は、これまでお客様視点で築き上げた「気づき」を基軸にしながら、より進化した形での顧客価値創造を目指すものです。大阪ガスのグループとしての使命感に基づき、住環境の開発を行うことで、今後は社会的課題にも取り組むことが求められています。特に、脱炭素やレジリエンス、イノベーションなどの課題に対する対応が不可欠となってきました。そのため、環境に配慮した取り組みや、ビジネスの起点となる場の提供についても力を入れ、多角的なニーズに応えていく方針です。
新領域事業への展望
さらに、物流事業や首都圏におけるオフィスビル事業など、これまでの実績を活かしながら市場拡大にも注力していきます。新たに制定したパーパスを通じ、社会における存在意義を一層強めていく考えです。
リブランディングの具体的施策
大阪ガス都市開発が今回設定したパーパスには、大きく3つのポイントがあります。一つ目は、パーパスを通じて同社が目指す姿を明確化し、その姿を周知すること。次に、新たに決定したキーカラーやデザインを用いて、コーポレートサイトのリニューアルを行い、ブランドイメージを強化します。最後に、テレビCMやパーパスに基づいたムービーを制作し、独自の提供価値を分かりやすく伝えていくことです。
社員の意識変革と成長
パーパスの制定は、社外へのアプローチを強化するだけでなく、社内の社員にとっても成長と意識の変化を促すものとして位置づけています。環境の変化が著しい中で、パーパスを業務に組み込み、実行することが重要です。お客様にとっての価値の創造に尽力する姿勢を締めくくりとして示していく必要があります。
新しいコーポレートサイトの登場
コーポレートサイトは、3月14日からリニューアルオープンされる予定です。新しいデザインにより、同社のブランドアイデンティティを表現し、パーパスムービーなどのコンテンツを通じて、より分かりやすく自社の特徴を伝えます。この新サイトにより、お客様はこれまで以上に大阪ガス都市開発の世界観を体感できるでしょう。
パーパスムービーの活用
新たに策定されたパーパスに基づいて作成されるムービーは、同社を知らない方でも理解しやすいストーリー構成とし、経営理念との関わりを示すものとなります。長い歴史の中で培った志やDNAを伝えつつ、お客様視点に立ったモノ作りへの取り組みを訴求し、企業姿勢を深く理解してもらう意図があります。
これらの取り組みを通じ、今後の企業成長と社会への貢献を同時に達成していくことが期待されています。