日常にアートを!アクロスモール春日とPICFAのコラボイベント
福岡県春日市の複合商業施設「アクロスモール春日」は、開業4周年を記念し、障がい者福祉施設「PICFA」とのコラボイベントを開催します。2024年6月29日(土)・30日(日)の2日間、施設内特設会場では、PICFAのアーティストによる個性豊かな作品展示やライブペイント、ワークショップなど、アートを通して創造性を刺激する様々な催しが展開されます。
PICFAとは?
PICFAは「PICTURE(絵画)」と「WELFARE(福祉)」を組み合わせた造語で、医療法人清明会きやま鹿毛病院内に設立された障がい者福祉施設です。知的障がいや自閉症、ダウン症などの障がいを持つ人たちが、絵画やデザイン、オリジナルグッズ制作、企業コラボ、イベント企画などを通して、創作活動を「仕事」として行っています。
PICFAでは、個々の才能を活かし、利用者全員が輝ける場を目指し、活動しています。イベントで展示される作品は、ヨーロッパでの個展や美術館での展覧会、全国企業とのタイアップなど、数々の実績を持つアーティストによるものです。
イベント内容
① PICFAアート鑑賞作品展示+POP UP SHOP
PICFAのアーティストによる作品展示では、ヨーロッパでの個展や美術館での展覧会、全国企業とのタイアップなど、数々の実績を持つアーティストによる個性豊かな作品を間近で鑑賞できます。さらに、作品を使った様々なグッズの販売も同時開催されます。
② PICFAアーティストによるアートライブ
施設内に設置された巨大なキャンバスに、PICFA所属の3名のアーティストがライブペイントを披露します。2日間かけて徐々に仕上げられていく作品は、まさにアートの創造過程そのもの。完成した巨大なアート作品は圧巻です。
③ PICFAアート作品缶バッチづくりワークショップ
PICFAのアーティストによるアート作品の下書きに色を塗って、オリジナルイラストの缶バッチを作れるワークショップです。園児や小学生でも参加できるほど簡単で、アート作品をモチーフにしたおしゃれな缶バッジを作ることができます。参加には、期間中館内で2,000円以上お買い上げのレシートが必要です。
④ アクロスモール春日×PICFA 記念オリジナルコースタープレゼント
来場者には、アクロスモール春日とPICFAの4周年を記念したオリジナルコースターがプレゼントされます。コースターは、そのままポストカードとしても使用できます。
アートを通じて、障がい者と社会をつなぐ
このイベントは、障がいのあるアーティストたちが作品を発表する場を提供するとともに、来場者の日常にアートで彩りを添えることを目的としています。アートを通して、障がい者と社会をつなぐ、温かい交流の場となることが期待されています。
障がい者アートの魅力に触れる、心温まるイベント
アクロスモール春日とPICFAのコラボイベントは、単なるアート展示やワークショップを超え、障がい者と社会をつなぐ、温かい交流の場だと感じました。PICFAのアーティストの作品からは、彼らの豊かな感性と創造性が溢れ出ており、見ているだけで心が躍ります。
特に印象的だったのは、ライブペイントの様子です。アーティストたちがキャンバスに色を乗せるたびに、作品が生まれ変わっていく様は、まさに生命を感じました。完成した巨大なアート作品は、参加者全員を魅了し、会場全体に活気を与えていました。
ワークショップでは、子供たちが真剣な表情で缶バッチ作りに取り組む姿が印象的でした。アートを通して、子供たちは創造性を育み、障がいのある人たちと触れ合うことで、多様性への理解を深めることができるでしょう。
このイベントを通して、障がい者アートの魅力を多くの人に知ってほしいと思いました。彼らの作品は、私たちに感動を与え、生きる喜びを教えてくれます。これからも、障がい者と社会が共に歩む未来に向けて、このようなイベントが開催されることを期待しています。