青森から世界へ、ホタテの魅力を発信する
青森県に本社を構える水産加工メーカー・株式会社山神が新たな挑戦を始めています。その名も「ホタテで世界と勝負する」という目標のもとに、地域の資源を最大限に活かし、ビジネスの価値を再定義することを目指しています。今回、同社は都市部からの複業プロ人材を募集し、ホタテを中心とした新しい価値創出に取り組む姿勢を示しています。
新プロジェクトの誕生
株式会社XLOCALが運営する地方特化型マッチングプラットフォーム「チイキズカン」を通じ、山神はダイナミックなプロジェクトを展開していきます。これにより、青森産ホタテの魅力を国内外に広げるためのパートナーシップを強化し、100億円企業への進化を目標に掲げています。プロジェクトの主なテーマは以下の3つです。
1.
ブランディング戦略の強化
青森のプレミアムシーフードとしてホタテを位置づけ、商品開発や販売戦略を進めるブランドディレクターを求めています。
2.
海外販路の開拓
現在の海外売上比率を拡大し、北米や東南アジアへの直販体制の構築を進めます。海外ビジネスに精通したプロフェッショナルを募集中です。
3.
サステナブルな新事業の展開
廃棄されているホタテ貝殻を活かした商材展開を視野に入れた新事業を共同で進めるパートナーを募集しています。
これらのプロジェクトでは、青森の豊かな海と高い加工技術を生かしながら、持続可能な未来を見据えたビジネス展開を目指します。
価値の再定義
山神は、創業から55年、地域密着でホタテを扱ってきた企業です。その長い歴史の中で、近年は気候変動や水産資源の減少、原材料費の高騰といった厳しい環境に直面しています。これを受けて、同社は量を追求するビジネスから、顧客に“価値”を届けることに重きを置く経営へとシフトしています。
ブランドの魅力を高める
新たに募集するブランディング戦略では、ホタテという商品の魅力を際立たせる手法が求められます。青森・北海道産のホタテをプレミアムシーフードとして確立し、高級ギフトやD2C市場への展開を図るブランドディレクターの起用が鍵となります。これにより、町の誇りを背負ったホタテが世界で評価される存在となることを目指します。
海外市場への進出
次に、海外販路の開発では、商社依存からの脱却と自身のブランド価値に見合った粗利の確保が求められます。新たな販路を切り拓く役割を担う人材を求め、海外への視野を広げることで、青森県産ホタテの知名度を高めていくことが期待されています。
サステナブルな商品開発
最後に、サステナビリティに配慮した新事業として、ホタテ貝殻の再利用を通じた商材創出も進めています。現在進行中の試作品開発により、再生可能な素材としての価値を見出し、廃棄物を有効活用する事業へと発展させる取り組みが行われています。
挑戦する仲間を募集中
山神のビジョンは、青森産のホタテの魅力を最大限に引き出し、地方から世界に向けて発信することです。この壮大な夢の実現のために、挑戦する仲間を求めています。情熱を持ち、価値創出に貢献したい方々の参加をお待ちしています。興味を持った方は、ぜひプロジェクトの詳細をチェックしてみてください。