パナソニック保護犬猫譲渡会2025、大阪で開催
2025年11月22日と23日の二日間、大阪ビジネスパークのツイン21アトリウムにおいて「パナソニック保護犬猫譲渡会2025」が行われました。このイベントは、保護犬や保護猫たちが新しい家族と出会うための大切な機会です。
イベントの目的と開催経緯
この譲渡会は、ひとも犬も猫も共に「家族」として幸せに過ごせる社会を目指して2019年から開催されています。今回で7回目を迎えたこのイベントには多くの人々が参加し、参加人数はのべ190頭に上りました。運営協力を行ったのは、朝日新聞社の「sippo編集部」です。
譲渡会コーナーの活動
譲渡会のコーナーでは、保護された犬猫が里親候補者と直接対面し、マッチングが行われました。ここでは、動物たちのストレスを軽減する工夫をしており、来場者も犬猫たちとの距離を縮めることができるスペースが設けられました。参加した保護犬・保護猫は、最終的に79件の譲渡申込を受けました。
学びの場の提供
譲渡会では、保護犬猫に対する理解を深めるためのトークステージも開催されました。様々な専門家や動物保護活動に携わる著名人が講演し、参加者は熱心に耳を傾けました。たとえば、保護猫活動を推進する小池英梨子氏や、シニア犬との暮らしについて語った青野りな氏など、内容は多彩で新しい発見もありました。
豊富な情報と体験を
また、譲渡会の他にも写真展やチャリティマーケットも行われました。写真展「みんなイヌみんなネコ」では、かつて保護された犬猫が家族とともに幸せに生活する様子が紹介され、感動を呼びました。チャリティマーケットでは、売り上げの一部が動物保護団体への寄付につながる商品が販売され、多くの来場者が手にしました。さらに、パナソニックの製品も展示され、実際に体験することができました。
来場者からの反響
来場者の皆さんからは、「保護犬たちのイメージが変わった」とか、「もっと犬猫を支援したい」といった声が多く寄せられました。初めて譲渡会に参加した方は約7割を占め、「保護犬・保護猫を迎え入れたい」と感じた方は73.5%に達しました。このことから、多くの人が保護動物に対する理解が深まったと感じていることが伺えます。
寄付活動について
このようなイベントを通じて、パナソニックはSNSチャリティキャンペーンを実施し、その結果として491,118円の寄付が集まりました。この寄付金は、譲渡会に参加した動物保護団体にしっかりと渡され、保護犬や保護猫の医療費や生活費として活用されます。
まとめ
「パナソニック保護犬猫譲渡会2025」は、犬や猫を新たに迎え入れたいと考える家庭にとっての貴重な出会いの場となりました。今後もこうした取り組みが続けられ、ひとも犬も猫も、より幸せに暮らせる社会の実現が進むことを期待しています。参加したすべての方々に感謝の意を表するとともに、次回の譲渡会にも多くの皆さんの参加をお待ちしています。