希望を与えるガンマナイフ
突然の診断――「脳に腫瘍があります」。こう告げられたとき、私たちは誰もが恐怖や不安に襲われます。一体、これからの人生はどうなるのかと、思い悩むことでしょう。しかし、希望の光が見える瞬間もあります。それが、東京女子医科大学で採用されたガンマナイフによる治療法です。
ガンマナイフは、脳の腫瘍を切開することなく、その影響を最大限に及ぼすことができる画期的な機器です。開設から30年を迎え、東京女子医科大学ではすでに9,000人以上の患者がこの治療を受け、希望とともに新たな人生を歩んできました。この技術の進化と、実際に治療を受けた方々の体験談が、今回の記念講演会で語られます。
講演内容とプログラム
講演会は、令和7年5月31日(土)の午後1時から東京女子医科大学弥生記念講堂で行われます(開場は12時30分)。参加費は無料で、事前に申し込みが必要です。講演会では、東京女子医科大学脳神経外科の教授、林基弘先生が登壇し、ガンマナイフの現状と最前線を詳しく解説。医療の専門家からの生の声を聞ける貴重なチャンスです。
さらに、実際に治療を受けた患者の体験談が披露されます。これらの生々しい経験は、同じ境遇の方々にとって希望のメッセージとなることでしょう。
特別講演と医療相談会
加えて、特別講演では「医療は人生を手術する」をテーマに、患者の視点から医療の大切さについて考えます。ガンマナイフの魅力や意義が、より深く理解できる内容となるはずです。
また、女性医師による「THE YAYOI記念クリニック」コーナーでは、少人数制の相談会を実施。病気や治療に関する具体的な疑問を直接質問できるため、貴重な機会となるでしょう。患者同士の交流の場も設けてあり、想いを共有する体験も提供されます。
特別ゲストの出演
最後に、特別ゲストとして、東京シャンソンコンクールでグランプリを受賞した鬼無里マリ(女優・志穂美悦子)さんが友情出演します。生ピアノ演奏に乗せ、彼女の魂のこもった歌声が、多くの観客に「生きることの素晴らしさ」を届けることでしょう。
医療の現場と、そこで懸命に生きる人々の思いに触れてみる良い機会です。ぜひ多くの方々の参加をお待ちしております。
お申し込みは、下記のフォームより行ってください。
お問い合わせは、TWMU講演会事務局まで。
メールアドレス:
[email protected]
また、当日の進行は、TBS「サンデーモーニング」のキャスターとして知られる橋谷能理子さんが担当します。彼女自身の脳腫瘍克服もあわせて共有され、より深い理解と共感を呼ぶことでしょう。
この講演会が、参加者それぞれの人生に、かけがえのない影響を与えることを期待しています。