不動産管理業務に革命をもたらす「いい生活建物管理クラウド」
株式会社いい生活(東京都港区、代表取締役社長 CEO:前野 善一、東証スタンダード:3796)が、新サービス「いい生活建物管理クラウド」を正式にリリースしました。このサービスは、不動産業務に特化したバーティカルSaaSと、業務を効率化するBPaaS(Business Process as a Service)を組み合わせ、不動産市場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることを目的としています。
背景
不動産管理業務は長らく、FAXや紙、Excelを駆使した非効率な作業が蔓延しており、人為的なミスが生じやすい環境でした。また、複数の関係者が関与することで情報共有が遅れ、業務全体の効率が低下するという課題も存在しました。そこで、いい生活は建物管理業務をデジタル化し、関連するすべてのステークホルダーの連携をスムーズにするためのクラウドサービスを開発したのです。
「いい生活建物管理クラウド」の主な機能
この新サービスのファーストリリースには、以下の3つの重要な機能が搭載されています。
1.
契約管理
更新、解約、期限管理を自動化し、契約情報を一元的に管理します。これにより、検索性や参照性が向上し、必要な情報へのアクセスが容易になります。
2.
予実管理
建物維持に必要な年間計画を手軽に登録・可視化できる機能です。作業の漏れを防ぎ、効率的な管理を可能にします。
3.
請求・支払管理
金額や日付、名義の入力ミスを削減し、請求や支払いの遅延を防ぐことができます。この機能によって、請求から支払いまでのプロセスを一元管理でき、当社の賃貸管理システムとも連携が可能です。
期待される効果
「いい生活建物管理クラウド」を導入することで、建物管理業務のDXが進むことにより、業務の効率化や透明性が向上します。煩雑な手作業をデジタル化し、リアルタイムで情報を管理することで、人為的ミスや対応遅延のリスクを軽減。特に、予実的なデータを活用することで、コストの最適化を図りつつ、将来の修繕計画を計画的に立てることが可能になります。これにより、資産価値の向上が期待されます。
今後の展望
「いい生活建物管理クラウド」は、リリース後も機能拡張を続けていく計画です。次回のリリースでは、契約や請求、支払の電子化を行い、長期的な修繕計画を一元管理する機能や、協力会社との情報共有を円滑に行うプラットフォームも構築予定。これらにより、より効率的な業務運営が実現されていくでしょう。
セキュリティ対策
近年、情報漏洩事件の増加とともに、セキュリティ対策の重要性が増しています。「いい生活建物管理クラウド」では、高度な情報セキュリティ機能を基本機能として提供し、安心して利用できる環境を整えています。政府もクラウドサービスの活用を推進しており、情報セキュリティに関する取り組みはますます重要となっています。
まとめ
「いい生活建物管理クラウド」は、不動産管理業務に新たなスタンダードを築き、業務の効率化を図るだけでなく、透明性や資産価値の向上にも寄与します。今後も積極的に機能を追加し、業界全体のDXを推進していく姿勢を貫きながら、不動産市場に革命を起こすことが期待されます。