進化する三戸町の教育現場
青森県三戸町に位置する小中学校で、集金業務に関する新たな取り組みが実施されました。Classi株式会社から提供された保護者連絡サービス「tetoru」の集金機能が、全ての小中学校に導入されたことで、長年の課題であった集金業務の効率化が実現されたのです。
集金業務の過去の課題
三戸町では、教材費や学級費などの集金を年に9回行い、それを現金で徴収してきました。この方法では、教職員が生徒から集金袋を受け取り、事務職員がそれを確認して集計する作業に多くの時間を費やしていました。特に集金日当日は、午前中がその作業にほぼ全てを奪われるため、教育現場での負担が大きかったと言います。また、児童が集金袋を持ち帰らないなどの理由で未納が発生し、個別連絡を先生が行う必要がありました。これらの課題を解決するために、学校現場からは「銀行引き落としにしたい」という強い要望が上がる一方で、既存の管理やコストへの懸念から、十分な対策は講じられていませんでした。
新しい集金の形
しかし、今回はすでに連絡ツールとしても活用されていた「tetoru」に集金機能が追加されることになりました。この費用対効果と安全性の高いシステムにより、三戸町はスムーズな集金業務を実現することができたのです。
向上した集金率と効率
新しいシステムの導入によって、現金の扱いが減少し、集金日の回収率が大幅に向上しました。保護者による口座登録率も82%に達し、これにより未納の家庭も減少。集金作業に要する時間は、「午前中いっぱい」から「約30分」に短縮され、事務職員の負担は大幅に軽減されました。さらに、現金での集金を希望する家庭は約2割程度となり、保護者からは「子供に現金を持たせる不安がなくなった」との好評も得ています。
教育現場の変化
三戸町教育委員会の金子祐之様は、「tetoruの集金機能の導入により、事務負担を一気に軽減できた」とコメントしており、教職員が現金を扱うストレスがなくなったことも大きなポイントです。また、個別連絡件数の減少は、先生方の働き方改革にもつながっています。
tetoruの特長
「tetoru」の集金機能は、10月現在以下の特長を持っています。
- - Web口座振替登録:ペーパーレスかつ安全な集金が可能。
- - 全国の金融機関に対応し、保護者の利便性を向上。
- - 事前通知や督促通知により、支払い忘れを防止。
- - 金融機関連携による自動結果消込で、教職員の確認作業を削減。
今後も「tetoru」は、教職員や事務職員の業務負担軽減と保護者の利便性向上を目指して機能開発を続けていくでしょう。本事例は、教育現場におけるテクノロジー導入の重要性を再認識させるものであり、全国の他の教育機関でも注目されるべき取り組みと言えます。
tetoruについて
「tetoru」は、2022年4月にリリースされ、小中学校と保護者をつなぐコミュニケーションツールです。全国の約5,500校で導入されており、230万人以上の児童生徒が登録をしています。学校と保護者の連絡機能は無料で利用可能ですが、有償オプションとして一斉連絡機能と集金機能が提供されています。
Classi株式会社の展望
Classiは、「子どもたちの無限の可能性を解き放つ」で教育プラットフォーム「Classi」を展開しています。公立小中学校や高校における業務効率化と教育の質向上を果たすべく、今後も「tetoru」を通じた革新を推進していきます。