NECがサイバーセキュリティ対策の国内1位に輝く
NECが株式会社MM総研が発表した2025年の「民間企業におけるサイバーセキュリティ対策の動向調査」で、サイバーセキュリティ対策を支援する「評判の良いベンダー」ランキングにて、見事1位を獲得しました。この評価は、NECが提供する豊富な専門人材によるものであり、企業としてのサイバーセキュリティに対する強いコミットメントを示しています。
専門資格CISSP取得者数が国内第2位
さらに、NECはCISSP(Certified Information Systems Security Professional)の取得者数でも国内第2位を記録しており、それが同社の信頼性をさらに高めています。CISSPは、情報セキュリティの分野での専門性を証明するための国際資格で、非常に高い評価を受けています。
NECでは、顧客に提供する製品やサービスに必要なセキュリティ実装を行える人材の育成に力を入れており、国際資格の取得を推奨しています。特にCISSPに関しては、2022年4月に戦略的提携を結んだISC2との協力を通じて、資格取得プログラムとその維持支援を提供しています。これにより、NECグループのCISSP取得者は2025年3月までに560人を超える見込みで、過去5年間で約4倍に増加しました。
クラウドセキュリティと新資格CCの導入
また、CISSP取得者の専門性をさらに高めるために、クラウドセキュリティに関するCCSP(Certified Cloud Security Professional)のインハウスセミナーも開催され、100名以上が受講しています。これに加え、CISSP取得を目指すための新たなエントリー資格CC(Certified in Cybersecurity)を導入し、さらなる人材育成を進める計画です。
セキュリティ・バイ・デザインの推進
NECは今後もセキュリティ・バイ・デザインの考え方に基づき、企画から実装、運用・保守に至るまで、全社を挙げてセキュリティ対策を強化していく方針です。そして実際に活躍できる人材を育成するための施策と、その能力の裏付けとしての資格取得支援を実施することで、顧客に対して安全で安心な製品やサービスを提供し、社会全体のセキュリティ向上に寄与することを目指しています。
ISC2からの高評価
今回の発表に際し、ISC2のCEO、Debra Taylor氏からも高い評価を受けています。彼女は、NECがサイバーセキュリティ領域での国際認定取得に注力し、それによって専門人材が組織を守るために必要なスキルを提供していることを称賛しています。このような取り組みが、NECが提供するサービスに対する顧客の信頼をさらに強化する要因となるでしょう。
結論
NECのサイバーセキュリティ人材育成と国際資格取得の努力は、企業の成長を支える重要な要素です。顧客企業が安心してNECの製品やサービスを利用できるよう、今後もその活動が続くことが期待されます。