rakumoとAvePoint Japanの業務提携
2023年9月1日、rakumo株式会社とAvePoint Japan株式会社は、Microsoft 365市場に向けたアドオンSaaS製品の開発・販売において業務提携を発表しました。この提携により、日本の企業向けに新しいソリューションが提供されることになります。両社はそれぞれの強みを生かし、企業の生産性向上に貢献することを目指しています。
業務提携の背景
rakumoは2004年に設立され、Google WorkspaceやSalesforceなどの機能を拡張するSaaSツールを提供しています。これまでに2400社以上、120万ライセンスを超える企業に利用されています。ユーザーはカレンダーや共有アドレス帳、社内掲示板など、多彩な機能を通じて業務の効率化を図っています。
一方、AvePoint Japanは2008年に日本市場に進出し、Microsoft社のグローバルパートナーとして、クラウド環境におけるデータ移行や運用管理を支援しています。多くの官公庁や大企業との取引を通じて、2022年から3年連続でMicrosoftジャパンパートナーオブザイヤーを受賞するなど、業界内での実績があります。
両社の提携は、日本企業の生産性向上に向けた新しい取り組みとして、多くの期待が寄せられています。
新シリーズ「rakumo for Microsoft 365」の展開
今回の提携により、Microsoft 365市場に向けた新シリーズが登場します。その名も「rakumo for Microsoft 365」です。このシリーズは、使用するユーザーが直感的に操作できることを重視し、業務効率や生産性向上につながるツールを提供します。
最初に提供される製品は、「rakumo カレンダー for Microsoft 365」と「rakumo コンタクト for Microsoft 365」の2つです。本日より利用可能で、Microsoft 365を契約している企業において、これらの機能を活用できます。
rakumo カレンダー for Microsoft 365
このスケジュール管理ツールは、日本企業向けに特化してデザインされています。組織の階層を表示する機能を有し、役職者順に表示できるカスタムグループ機能も搭載しています。これにより、視認性の高いスケジュール管理が可能となり、業務の効率化が図れます。
rakumo コンタクト for Microsoft 365
このツールは、社内外の連絡先を一元管理できる共有アドレス帳です。個人でアドレス帳を作成する必要がなく、セキュリティ面も考慮されており、端末に個人情報を残すことがありません。
サポート体制
製品の開発と販売を担当するのはAvePoint Japanであり、rakumoは技術面やブランドの使用に関して協力します。また、マーケティング戦略の策定にも関与しています。
さらに、ソフトバンク株式会社や日本マイクロソフト株式会社からもエンドースメントを受けており、信頼性の高い製品展開が期待されています。
まとめ
rakumoとAvePoint Japanの業務提携は、Microsoft 365ユーザーにとって新たな可能性を提供するものです。「rakumo for Microsoft 365」シリーズを通じて、企業の生産性向上が実現されることを多くの人々が期待しています。両社のさらなる活躍に目が離せません。