ビンズン新都市でMaaS実験
2025-02-12 14:20:31

日本工営と東急がビンズン新都市でMaaS実証実験を開始し新たな交通サービスを提供

ビンズン新都市でのMaaS実証実験の概要



日本工営株式会社と東急株式会社、またその子会社であるベカメックス東急、およびシステムエグゼの合弁で、ベトナムのビンズン新都市において新しい交通サービスの実証実験が行われます。実験は2025年の2月11日から3月9日まで約1ヶ月にわたって行われ、目指すのは住民の利便性向上、そして環境負荷の軽減です。

実証実験の内容と目的



今回の実証実験では、ビンズン新都市内の48の乗降スポットを結ぶEVデマンドモビリティサービスが導入されます。このサービスは、利用者のタイミングに合わせて乗降ポイントを調整し、可能な限り移動を自由に行える環境を提供します。

このMaaS(Mobility as a Service)を通じて、公共交通機関の利用促進や、都市生活におけるサービスとの連携が進むことが期待されています。具体的には、商業施設「Hikari」にあるPizza4P’sや、ファミリーマートで使えるクーポンが提供され、これにより地域経済にも貢献することを目指します。また、参加者から得られるデータを分析することで、将来の公共交通の構築に役立てる計画もあります。

ビンズン新都市の位置と特性



ビンズン新都市はホーチミン市の北約30キロメートルに位置し、広さは約1,000ヘクタールに及びます。省庁や住宅、商業施設、学校、大型公園など、多様な機能が集約されており、持続可能なまちづくりが進められています。特に、2012年からは東急がと共に公共交通を中心にした開発を推進しており、交通の便が良いエリアとして注目されています。

これまでの取り組みと今後の計画



東急とベカメックス東急は、すでにビンズン新都市内で公共交通機関を運営しており、効率的な交通網を構築しています。また、現在の交通手段の主流であるバイクからEVデマンドモビリティへの移行による環境負荷の低減も期待されています。これにより持続可能な交通環境を目指し、今後も地域の発展を支援していく考えです。

まとめ



ベトナムのビンズン新都市でのMaaS実証実験は、ただの交通手段の提供にとどまらず、都市全体の持続可能な発展に寄与するものです。この取り組みが成功すれば、今後他の都市でも同様の実証実験が広がり、また新しい交通形態が生まれることでしょう。日本工営と東急の連携によるこのプロジェクトが、今後の公共交通のあり方を大きく変える可能性を秘めています。


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会社情報

会社名
東急株式会社
住所
東京都渋谷区南平台町5番6号
電話番号
03-3477-0109

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