クールジャパンDXサミット2024が盛況裏に開催
2024年12月9日、東京の八芳園において、クールジャパンDXサミット2024が開催されました。主催するクールジャパンDXサミット実行委員会は、参加者とともに日本文化の魅力を再発見し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を駆使した国際発信について議論しました。参加形式は会場及びオンラインを組み合わせたハイブリッドで、全体で1,300名以上の参加がありました。
開会の挨拶
オープニングトークを担当した篠原好孝氏(VponグループCEO)は、日本文化を再評価する重要性に触れました。クールジャパンとして、我々が抱える課題とは何か、その中でどのように事業共創を行うかが語られました。
次に、日本ガストロノミー学会の山田早輝子氏が開会宣言を行い、サミットへの期待を高める熱いメッセージが発信されました。
パイオニアトーク:岡田武史氏の発表
元サッカー日本代表監督でFC今治の会長、岡田武史氏が登壇し、クラブ設立からの10年間の取り組みを振り返りました。特に、新設された「アシックス里山スタジアム」が地域活性化の核として位置づけられている様子に、聴衆は興味を示しました。47億円を集めたこのプロジェクトが、2023年には移住者が12,000人を超える街「今治市」への変貌を後押しし、持続可能な社会づくりへの道筋が示されました。
各セッションの概要
セッションでは、DXの重要性や日本独自の食文化、発酵技術を活かした商品の開発などが取り上げられました。特に、日本の伝統的な発酵文化が世界での注目を集める一方、その価値が国内であまり知られていないことが指摘されました。
また、世界的に広がる日本食ブームに関する議論では、国ごとのアプローチの必要性が強調され、新たなアイデアやサブスクリプションビジネスの事例などが紹介されました。
テクノロジーと文化の融合
テクノロジーの進化に伴い、観光やビジネスがどのように変わっていくかについても議論が行われました。デジタルツールの導入がサービスの質を向上させる可能性や、観光業界における高付加価値化の視点も重要なテーマでした。
このサミットを通じて、日本文化に根ざす「調和」の重要性や、AI時代における精神性や経験の価値が再確認され、さらには「未来社会のデザイン」についても語られました。
より深い理解へ
クールジャパンが目指すビジョンと現実が交錯する中、参加者は多様な視点からの話し合いを通じて、日本の文化やビジネス戦略における新たな可能性を見出しました。2025年の大阪・関西万博への期待感も高まりつつあり、今後の日本の発信力の発展に寄与するプロジェクトとなることでしょう。
参加者の皆様に深く感謝を申し上げます。このような貴重な機会が日本の文化とビジネスをより良い方向へと導くことを期待しています。
Vpon JAPANのご紹介
Vpon JAPAN株式会社は、「日本の魅力をデータとデジタルの力で世界に届ける」をモットーに活動しています。独自のAI技術を用いたデータ解析やマーケティング支援を行い、国内外のソフトパワーを発信する重要な役割を担っています。
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