「AOAO SAPPORO」の魅力
2023-01-23 13:00:45

札幌に登場!都市型水族館「AOAO SAPPORO」の魅力とは

新たな体験が待つ「AOAO SAPPORO」


都市の真ん中に位置する水族館「AOAO SAPPORO」では、今夏、新しい展示として「ネイチャーアクアリウム」を導入することが発表されました。この展示は、豊かな自然を再現した美しい水中景観を形成し、小さな生き物たちの日常を観察できる、日本独自のスタイルです。

ネイチャーアクアリウムとは何か?


「ネイチャーアクアリウム」とは、水草が生い茂る中で生きる魚やエビたちの姿を自然のままに再現する展示スタイルです。この展示は、自然に対する日本人の姿勢「侘び」「寂び」、さらに「禅の精神」を感じさせるデザインが特徴で、世界中にファンを持つ文化的な側面も併せ持っています。

水槽の中では、魚たちが水草が生成する酸素を吸って呼吸し、水草は魚たちの吐き出す二酸化炭素を利用して光合成を行います。こうした自然の循環が生き生きとした生き物たちの環境を支えているといえます。まさに「生きている水槽」とも称され、この場所での体験を通じて、自然の大切さや生き物たちとの関わりを再認識できるでしょう。

世界三か所目の常設展示


全国で「ネイチャーアクアリウム」を体験できる場は少なく、今回は東京・リスボンに続く三か所目の場所として札幌で開催されることになりました。展示空間は、まるで風景画のように緻密にデザインされ、訪れる人々を魅了する空間となることが期待されています。

天野尚とネイチャーアクアリウムの歴史


この素晴らしい展示スタイルを創始したのが、天野尚氏です。彼は1954年に新潟市で生まれ、多くの水景デザインを手掛け、水草レイアウト文化を世界に広めました。アクアデザインアマノ(ADA)の創業者としても知られ、数々のコンテストやプロジェクトを通じてその名を広めてきました。彼の情熱とユニークな視点が、今日の「ネイチャーアクアリウム」の普及に繋がっています。

AOAO SAPPOROの魅力


「AOAO SAPPORO」は場所そのものから流れる生命の喜びを表す「青々」という言葉に由来しています。都市部にありながらも、まるで自然の中にいるかのような体験を提供することで、来訪者の海や水に対する感謝の念を育むことを目指しています。

アクセスも便利で、札幌市営地下鉄からすぐに訪れることができ、延床面積も広く、多様な展示が楽しめます。開業は2023年夏を予定しており、公式ティザーサイトやSNSでも最新情報が公開されているので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

『AOAO SAPPORO』は、これからの都市型水族館の新しい可能性を示す場として、日々多くの注目を集めていくことでしょう。自然への再考を促すこの場所で、心に残る体験をしてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社青々
住所
東京都中央区銀座3丁目11-3
電話番号

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