瀬戸内Kirei発電所、完成へ
2015-05-11 11:00:04
瀬戸内Kirei太陽光発電所、中央排水路整備工事完了!地域貢献も視野に巨大プロジェクト推進中
瀬戸内Kirei太陽光発電所、中央排水路整備工事完了!地域貢献も視野に巨大プロジェクト推進中
岡山県瀬戸内市で建設が進められている、日本最大規模となる太陽光発電所「瀬戸内Kirei太陽光発電所」。この発電所建設プロジェクトにおいて、重要な工程である中央排水路の整備工事が完了し、瀬戸内市に引き渡されました。
この中央排水路は、塩田跡地を東西に約2.5kmにわたって走る重要な水路です。しかし、上流部は幅が狭く、河床には土砂が堆積。台風などによる大雨の際に、塩田跡地や周辺の農地、住宅への浸水被害の危険性がありました。
そこで、EPC企業である東洋エンジニアリングが、浸水リスク軽減を目的とした大規模な改修工事を施工。上流部分約400mの河床を掘削し、幅を約40mにまで拡幅しました。これにより、地域住民の安全・安心を確保することが期待されます。
工事費用は、瀬戸内Kirei未来創り合同会社が負担。これは、瀬戸内市との間で締結された施行協定に基づくものであり、地域社会への貢献という視点からも重要な取り組みと言えます。
さらに、瀬戸内Kirei未来創り合同会社は、発電所建設期間中に、瀬戸内市の所有する排水ポンプの増設、錦海湾堤防の補強、玉津・師楽の両港の防潮堤設置工事なども行う予定で、これらについても瀬戸内市への寄付として計画されています。
瀬戸内Kirei未来創り合同会社は、GEエナジー・フィナンシャルサービスなどが出資する特別目的会社(SPC)です。約500haの塩田跡地、その約265haに発電所を建設中で、2019年春の運転開始を目指しています。瀬戸内市とは施行協定と土地賃貸借契約を締結しており、再生可能エネルギーの普及はもちろんのこと、地域活性化、安全・安心、自然との共生を重視した事業展開を行っています。
このプロジェクトは、単なる発電所の建設にとどまらず、地域社会への貢献を重視した、持続可能な社会に向けた取り組みであると言えるでしょう。完成予想図を見る限り、大規模な発電所が完成すれば、瀬戸内市の景観にも大きな変化をもたらす可能性があります。
今後、発電所の建設が順調に進み、予定通りに運転開始されることを期待し、その進捗状況にも注目していきたいです。また、本プロジェクトが、他の地域における再生可能エネルギー導入のモデルケースとなる可能性も秘めています。
瀬戸内Kirei未来創り合同会社概要
会社名:瀬戸内Kirei未来創り合同会社
所在地:東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 新日石ビル3階
代表社員:くにうみアセットマネジメント株式会社
ホームページ:www.setouchimegasolar.com (2015年5月下旬完成予定)
くにうみアセットマネジメント株式会社概要
会社名:くにうみアセットマネジメント株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 新日石ビル3階
代表者:代表取締役社長兼最高経営責任者 山﨑 養世
事業内容:再生可能エネルギー発電および理想の地域作り
* 設立年月日:2012年2月16日
会社情報
- 会社名
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くにうみアセットマネジメント株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号新日石ビル3階
- 電話番号
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