自民党新総裁候補に投資家の期待が集まる
自民党の新総裁選挙が近づく中、株式会社日経CNBCが行ったアンケートの結果が発表されました。この調査は2024年9月2日から9月8日までの間に現役の投資家246名を対象に実施されました。質問内容は「次の自民党総裁は誰がよいか」というもので、自由回答形式でした。その結果、最も多くの支持を集めたのは高市早苗氏で、全体の33.7%を占めました。
投資家の選択肢とその支持
高市氏に続く支持者は石破茂氏(15.1%)、小泉進次郎氏(14.7%)、小林鷹之氏(9.1%)という結果になりました。また、5.2%の投資家は「候補がいない」と答えました。この調査結果からは、高市氏が投資家の期待を強く受けていることが読み取れます。
特に、高市氏には『非世襲』『無派閥』『女性総裁』という新しいイメージとともに、明晰な経済政策を期待する声が多くあがっています。投資家の中には、経済安全保障や国家の主体的な外交政策への期待を寄せるコメントも見受けられました。
他の候補に寄せられた期待
石破氏は、長年にわたる政治経験から安定感と革新性を併せ持つと評価されています。また、小泉氏については、若い世代への期待が寄せられ、刷新感を持った新しい自民党の政治を見たいという声が多数ありました。
さらに、新たに台頭している小林氏は、実績は不明瞭ながらも、若手リーダーとしての期待が集まっています。その他の候補者についても、彼らの経験や政策に期待するコメントが寄せられ、各々の持ち味が注目されています。
今後の見通し
自民党の総裁選は9月12日に告示され、27日に投開票が行われます。投資家たちの期待がどのように選挙結果に影響を与えるのか、注視が必要です。高市氏が総裁に選ばれれば、株式市場にどのような影響があるのか、投資家の反応が気になるところです。
終わりに
日経CNBCは今回の調査結果をもとに、総裁選の今後の展開や投資家の期待にどのような影響を与えるかについて、テレビ番組『昼エクスプレス』で深掘りしていく予定です。投資家たちが選んだ候補者たちの政策が、果たして国民にどんな影響を及ぼすのか、これからの政治動向に注目が集まります。