乗鞍の星空の下で楽しむグルメ体験「星と月のレストラン」

乗鞍エリアに位置する「星と月のレストラン」は、長野県の自然豊かな環境を活かした新しい体験型プログラムです。このプログラムは、2017年から開始され、地域の魅力を一層引き立てる取り組みとして注目を集めています。特に今年の期間は、5月21日から始まり、秋の10月31日までの日々開催されます。開催にあたり、長野県副知事や日産自動車の高級幹部が出席し、地域住民と共にこの取り組みの重要性や魅力について語りました。

地元の食材と宇宙を感じる美しい体験

プログラムは、中部山岳国立公園の大自然を背景に、地元の新鮮な素材を使った料理を楽しむことがメインです。信州産の野菜やプレミアムな牛肉を生かしたディナーが提供され、その美味しさに参加者は満足と感動を覚えます。特に、ディナーには信州プレミアム牛のトマトすきしゃぶ鍋が登場し、地元のワインと共に味わえます。食事の後は、圧倒的な星空の美しさを楽しむことができ、参加者は心からの癒しを感じるひとときを持ちます。

電気自動車でエコな体験を実現

このプログラムの一つの特徴は、すべての電力を日産自動車の商用EV「e-NV200」から供給することによって、環境に配慮しながらも高級な体験を提供できる点です。送迎、調理、照明などの電力は全てこの電気自動車によるもので、エコでラグジュアリーな空間を演出します。事業プロデューサーの大羽昭仁氏は、山岳リゾートとしての魅力を再発見し、「星」や「自然」、「食」の融合を実現したことについて情熱を燃やしています。

地域全体での観光振興

本プログラムは地域DMO（観光地域づくり法人）である松本市アルプス山岳郷と信州未来づくりカンパニーの共同事業として推進されています。齋藤元紀代表理事は、地域住民と共にwin-winの関係を築きながら、持続可能な観光振興を目指すこの取り組みへの意欲を語りました。特に、自然と共生することの重要性と、EVの導入による新しい観光の形を強調し、参加者にさらなる癒しと活力を与えることを期待しています。

参加情報と体験内容

「乗鞍星と月のレストラン」の体験は、特に都市圏で忙しく働く人々にとって、ストレスから解放される貴重な機会ともなります。開催期間中は事前予約制で、料金は大人1名25,000円（税込）です。この価格には、プレミアムなディナー、ドリンク飲み放題、コンシェルジュサービスなどが含まれています。参加を希望する場合は、信州未来づくりカンパニーの公式ウェブサイトから予約できます。