FAQ運用支援の新サービスが始動
近年、企業におけるFAQやチャットボットの導入に対する関心は高まってきましたが、実際に導入している企業は約2割にとどまっています。これに対し、株式会社インゲージとハイウエア株式会社は、2026年6月1日より「成果が出るFAQ運用支援」サービスを開始することを発表しました。このサービスは、FAQや問い合わせ運用の質を向上させ、企業が抱える「運用の壁」を乗り越えるために設計されています。
企業のナレッジ基盤を支える共同開発
インゲージは、すでに6,000社以上の導入実績を持つコミュニケーションプラットフォーム「Re:lation」を提供しています。一方、ハイウエアはFAQ運営に特化したサービス「FAQ Pro.」を展開しています。両社のノウハウと専門知識を掛け合わせることで、企業は自己解決率の向上を狙うことができ、AIを活用した効果的な運用が期待されています。
サービス提供開始に際して、6月10日には共催ウェビナーも開催予定です。このウェビナーでは「FAQを作っても問い合わせが減らない理由」というテーマを中心に、運用による具体的な改善ポイントが紹介されます。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
課題と背景
調査結果によれば、FAQやチャットボットを利用する企業の中で、最も大きな課題は「運用リソースの不足」にあります。具体的には、FAQの内容を定期的に更新している企業は90%の満足度を示す一方で、更新が不十分な企業はわずか41%にとどまっています。また、運用が滞ることで同一の問い合わせが増加し、サポートへ余計な負担がかかるという悪循環が生じています。
サービスの具体的内容
この新サービスでは、企業の現状を診断し、コンタクトリーズン分析を通じて問い合わせデータを構造化。さらに、FAQの質を高めるための改善支援も行います。継続的なナレッジ運用が回る体制を構築し、AI活用を前提とした基盤を整えることで、企業はそれぞれのニーズに応じたサポートを受けられます。具体的には以下の支援内容が盛り込まれています。
1. FAQ運営状況の診断
2. 問い合わせデータの分析
3. 質の高いコンテンツの作成
4. ナレッジ運用の継続的改善
5. AI導入がスムーズになるためのデータ整備
このように、インゲージとハイウエアが共同で提供する新サービスは、企業の問い合わせ運用を改善し、効率化されたサポートを可能にすることが期待されています。
今後、インゲージではウェビナーやホワイトペーパー、運用改善に関するコンテンツを通じて、企業の成果創出をサポートし続ける方針です。顧客の自己解決率を飛躍的に向上させることで、サポート部門のリソースを他の戦略的業務に再配置し、プロフィットセンターへの転換を実現します。