和紙による持続可能なライフスタイルの実現
「aloof home(アルーフ ホーム)」は、新たに登場した循環型モデルのホームブランドで、ファッションと食の関係を再定義します。着古した和紙製の服を捨てるのではなく、土壌に還元することで新たな命が生まれ、それが消費者の手元に戻ってくるというシステムを構築しています。
循環型モデルとは
クレサヴァが手がけるこのプロジェクトは、単なる衣類のリサイクルではなく、生分解性素材を使用した「循環型モデル」です。和紙製の服は、自然の中で生分解し、肥料としての役割を担います。こうして作られた土は、健康的な作物を育てる資源となり、私たちの手元に美味しい野菜として戻ってきます。
このシステムは、従来の「捨てる」という行動から「還す」という新たなステップへと私たちの意識を変えることも目的としています。特に和紙には、土壌や水質を浄化する効果があるため、自然環境にも優しいのです。
ブランドの特徴
「aloof home」では、コンセプトに「Feels like home.」を掲げ、居心地の良いウェアを提案します。家庭でのリラックスを重視し、どこにいても安心感を持てるスタイルが特徴です。また、環境へ配慮した天然素材のみを使用し、合成繊維は一切使用していません。具体的には、和紙やコットン、シルクといった天然繊維がラインナップに加わっています。
OBLIQUEとのコラボレーション
ブランドはさらに、コスメティックインナーウェアの「OBLIQUE(オブリーク)」と提携しています。この特別なインナーウェアは、ビタミンEを含む特殊な繊維を使用し、着用中に肌に潤いを与えます。着るだけでスキンケアができるという新しい発想は、多忙な現代人にぴったりです。
未来への展望
クレサヴァは、長期的に見た地域循環の実現に向けて、京都美山を拠点に農家との連携を進めています。まずは地産地消モデルを確立し、最終的には宿泊施設向けにベッドシーツや枕カバーなどの製品も開発予定です。こうして、持続可能なファッションの枠組みを超え、多くの人々に新しいライフスタイルを提供していきます。
店舗情報
「aloof home」の店舗は、東京都港区南青山に位置しています。営業時間は10:00から19:00までとなっており、ぜひ立ち寄ってみてください。自然環境に優しい革新的なアイディアから生まれた商品に、きっと魅了されることでしょう。
- - 住所: 東京都港区南青山3-2-9
- - 面積: 103.76㎡
持続可能な衣類を通じて新たな命を生み出す「aloof home」。私たちのライフスタイルが、地球環境にも配慮したものへと変わることを期待しています。