日本調剤、オンライン診療『あんよ』との協力開始で医療サービス向上を目指す

日本調剤と『あんよ』の連携がもたらす医療サービスの革新

日本調剤株式会社は、愛知県名古屋市を拠点とするジークス株式会社が運営する小児特化のオンライン診療サービス『あんよ』と提携し、オンライン薬局サービス『NiCOMS』との連携を発表しました。この取り組みは、全国47都道府県に展開する調剤薬局を有する日本調剤が、子育て世代に向けた医療サービスの充実を目指すものです。

オンライン診療サービス『あんよ』とは？

『あんよ』は、小児科を受診したい子育て家庭と医師を結びつけるオンライン診療サービスです。2023年6月、実証実験を経て正式に開始され、現在は愛知県を中心に全国11都道府県で利用されています。このサービスを利用することで、医師との診察を自宅で受けられ、さらに診察後に必要な薬をオンラインで受け取ることが可能です。

便利さを追求した連携体制

新たに連携することで、オンライン診療後に『NiCOMS』を介してオンラインで薬の服薬指導を受けることができます。これにより、日本調剤の店舗から直接、患者のもとへ薬を配送することが実現します。これまで、対面での服薬指導と薬の受け取りは必要でしたが、今後は一貫したオンラインサービスの提供が可能になります。患者は診察から薬の受け取りまでをすべてオンラインで完結できるため、特に子育て中の家庭にとって、利便性が大きく向上します。

地域医療への貢献

この取り組みは、全国的に高まる『オンライン診療から服薬指導、薬の配送までをオンラインで完結したい』というニーズに応えるものです。これにより、日本調剤は良質な医療サービスの提供を通じて、地域医療にも貢献することを目指しています。

未来の医療の形

今後も日本調剤は、常に医療の質を高め、患者の利便性を追求することで、持続可能なヘルスケアの実現に向けて取り組んでいきます。子育て世帯が安心して利用できる医療サービスの提供を続けることで、地域社会への貢献を果たしていきたいと考えています。

『あんよ』の取り組みが日本全国に広がっていく中で、医療の未来がより良いものとなることを期待しています。