全国カレー調査：自宅でルウタイプが人気、食べ過ぎ注意！

全国カレー調査の結果

株式会社クロス・マーケティングが実施した新たな調査によれば、全国の20歳から69歳の男女の約70%が月に1回以上カレーを食べることが明らかになりました。特に、自宅で好まれるカレーのタイプとして「ルウで作るカレー」が半数以上を占めており、人気の理由や好きな具材、食べ方などが調査されました。

カレーを食べる頻度

調査結果では、カレーを食べる頻度は「月に1回程度」が30.5%、「月に2、3回程度」が25.8%という結果で、毎月1回以上カレーを食べる人が69.6%に達しました。特に50代と60代の層では、この傾向が顕著で、7割以上の人がカレーを定期的に楽しんでいることがわかります。

好きなカレーの種類

続いて、好きなカレーの種類に関する結果を見てみると、最も人気が高かったのは「ビーフカレー」で52.6%となりました。そのほかには「チキンカレー」「カツカレー」「ポークカレー」と続くオーソドックスなラインナップが多く、多様な選択肢が好まれていることが伺えます。特に「カツカレー」は男性に人気が集中し、半数を超える支持を得ています。

自宅でのカレー消費

自宅でよく食べるカレーのタイプとしては、約半数が「ルウで作るカレー」を選択しました。24.6%の人が「レトルトカレー」と答える中、特に年齢が上がるにつれてレトルトカレーの人気が上昇し、60代以上では3割を超える結果となりました。このことは、手軽に楽しめるレトルトが高齢者層に支持されていることを意味しています。

カレーの利点と懸念点

カレーには「1品で済むので楽」というメリットがあり、多くの人がこれを評価しています。また、カレーの味付けにより「何でもおいしくなる」という意見も多く見受けられました。一方で、気になる点として「つい食べ過ぎてしまう」という声が挙げられ、注意が必要であるとの意見もあります。

お気に入りの具材と食べ方

お気に入りの具材について聞くと、牛すじ、カツ、エビといった定番の他に、納豆、大根、さつまいもといった個性的な食材も好まれていることがわかりました。また、食べ方については、グラタン、そば、鍋、さらにはピザトーストとしてのアプローチが見られ、カレーを飽きさせない工夫がされていることも分かりました。

調査の概要

この調査は、2025年1月10日から12日の間にインターネットを利用して行われたもので、全国47都道府県の20歳から69歳の男女1,100人からの回答をもとにしています。株式会社クロス・マーケティングによる詳細なレポートは公式サイトでご覧いただけます。

カレーは日本の食文化の一部として広く親しまれており、今後も多様な楽しみ方が期待されます。一人ひとりのカレーライフがさらに豊かになることを願っています。