環境省グッドライフアワードを受賞した『罠ブラザーズ』
最近、環境省が主催する第13回グッドライフアワードにおいて、狩猟体験を通じた新しい生活スタイルを提案する罠シェアリングコミュニティ『罠ブラザーズ』が栄えある受賞を果たしました。
この賞は、生物学者であり作家の福岡伸一氏を委員長とする委員会によって授与されるもので、地域循環共生圏(ローカルSDGs)を推進するために、環境と社会に貢献する様々な活動を表彰しています。狩猟の重要性が再認識される中で、罠ブラザーズは都市生活と思考を結びつけた新しい試みを行っています。
罠ブラザーズとは何か?
『罠ブラザーズ』は、単なるジビエ肉を購入するだけのサービスではなく、狩猟から肉を得る過程を追体験できるプラットフォームです。具体的には、罠を設置し、その後の収穫までを参加者自身が体験することができます。このように、狩猟行為を身近に感じることができるのです。2022年には、グッドデザイン賞も受賞しており、その取り組みは広く評価されています。
近年、野生の鹿の個体群が増え続け、農林業や生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されています。罠ブラザーズは、これらの問題に対して解決策を見出し、狩猟と共存する社会を提案しています。
体験プログラムの詳細
『罠ブラザーズ』では、猟師とのつながりを大切にし、年間を通じて鹿肉を楽しむプランを提供しています。申し込みをすることで、街にいながらにもかかわらず、狩猟体験を楽しむことができます。さらに特別なプログラムとして、長野県上田市で行われる「僕たちはどう食べるか ツアー」では、猟師と共に実際にジビエを味わいながら、その過程を学ぶことができます。これらのプログラムを通して、参加者は食材がどのように私たちの食卓に届くのかを体感できます。
バイオフィリック・スタジオ「土とデジタル」
さらに注目すべきは、『罠ブラザーズ』を運営する「土とデジタル」というバイオフィリック・スタジオです。このスタジオは、自然とテクノロジー、都市生活との関係性を再構築する活動を展開しています。
都市生活が進む中で、自然に対する意識を忘れられがちです。しかし彼らの活動は、都市に住む人々が自然を尊重し、地域とつながることの重要性を再認識させるものです。
結論
『罠ブラザーズ』の取り組みは、都市生活の中でどれだけ自然と接することができるのか、新しい価値観を私たちに提供してくれます。環境問題と向き合いながら、持続可能な社会の実現を目指すこのプロジェクトは、多くの人々に新たなインスピレーションを与えることでしょう。私たちの日常に自然を取り入れることで、より豊かなライフスタイルが実現できるのです。