ファッションと生成AI
2024-10-03 17:54:20

生成AIとファッションが交差する未来を探るセミナーが開催されました(2023年版)

生成AIとファッションの未来を探るセミナーが開催されました



2023年9月20日から22日にかけて、株式会社OpenFashionが主催する「TOKYO AI Fashion Week - 2025 S/S Exhibition」がワールド北青山ビルで開催されました。このイベントでは、ファッションと生成AIの融合を探求するセミナーが行われ、過去最多のゲストが参加しました。セミナーの様子や同時開催されたエキシビションについてご紹介します。

セミナーの概要



「生成AIとファッションの未来」というテーマで行われたセミナーは、ファッション業界で活躍する専門家を招き、生成AIがどのようにファッション業界に影響を与えているかを議論しました。セミナーは三部構成で、業界セッション、デザイナーセッション、教育セッションが設けられました。

業界セッション:未来への展望



業界セッションには、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構の事務局長古茂田博氏、東京モード学園校長吉田光孝氏が登壇し、生成AIの導入がファッション業界にどのような変革をもたらすかについて語りました。特に吉田氏は、生成AIの導入によってデザイナーやクリエイターの役割が変わり、新たな才能を発掘する時代が訪れるだろうと語りました。

リアルタイムの質問セッションでは、AIが創造性に与える影響について多くの興味深い質問が寄せられ、ファッション業界における生成AIの意義が改めて浮き彫りになりました。

デザイナーセッション:クリエイティビティの変化



次に行われたデザイナーセッションでは、株式会社ニューロープ代表の酒井聡氏とSEVESKIGのデザイナー長野剛識氏が登壇しました。彼らは生成AIが持つ可能性について話し合い、デザインの過程におけるAIの役割について意見を交わしました。長野氏は、デザインはあくまで自分の手で行うのが楽しく、AIはあくまでインプットの一部であると強調しました。その一方で、酒井氏はトレンド予測ツールに生成AIを活用しており、その精度の高さを説明し、効率性の向上について語りました。

教育セッション:未来のファッション教育



最後に行われた教育セッションでは、東京モード学園の小久保直明氏と杉野服飾大学の五月女由紀子氏が、生成AIを活用した授業の取り組みについて話しました。小久保氏は学生たちが生成AIを使って服をデザインし、実際に製作する例を挙げました。一方、五月女氏は、AIを利用したビジネスの全プロセスに学生が関与し、リアルな経験を通じて学んでいる様子を共有しました。彼女はAIを学ぶことの重要性を強調し、学生たちの競争力の源になると述べました。

エキシビションの内容



セミナーの開催と同時に、ワールド北青山ビルでは「TOKYO AI Fashion Week 2025 S/S Contest」の作品が展示されました。このエキシビションでは、生成AIと人間のクリエイティビティが交わる新しいデザインの数々が観覧できます。来場者は、18点の最終選考作品をじっくりと鑑賞し、投票を行うことができました。コンペティションはまだ投票を受け付けており、特に注目されているデザインには多くの人が足を止めていました。

まとめ



「TOKYO AI Fashion Week - 2025 S/S Exhibition」は、最新テクノロジーとファッションの融合を未来へと導く重要なイベントです。参加者にとっては、新たなインスピレーションを得られる貴重な機会となりました。これからも株式会社OpenFashionが推進するAIとファッションの新たな関係性に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社OpenFashion
住所
東京都港区北青山3-5-1 ワールド北青山ビル12階
電話番号

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