保護者と子どもの生活能力を見直すチャンス
2025年1月23日、19時30分から21時30分まで、日本公認心理師ネットワークが主催するオンラインセミナー『S-M社会生活能力検査 第3版 の 実施・評価と活かし方』が行われます。このセミナーでは、乳幼児から中学生までの子どもの社会生活能力を効果的に評価する方法を学びます。
S-M社会生活能力検査とは?
S-M社会生活能力検査 第3版は、子どもたちの生活適応能力を測定するための有効なツールです。この検査は、日常生活をよく知る保護者や教師が答える形式で行われ、わずか15分で知的障害や発達障害の特性を持つ子どもたちへの支援のヒントを得ることができます。
セミナーの内容
セミナーでは、検査の手引きと検査用紙をそれぞれ1部ずつお送りし、参加者が実際に手を動かしながら実施方法を学ぶことができます。以下の6つの社会生活能力領域に沿って、子どもたちの生活力を測定・評価できる方法を習得します:
1.
身辺自立 (Self-Help): 衣服の着脱や食事、排泄等に関する能力
2.
移動 (Locomotion): 自分が行きたい場所へ移動する能力
3.
作業 (Occupation): 道具の扱いに関する作業遂行能力
4.
コミュニケーション (Communication): 言葉や文字によるコミュニケーション能力
5.
集団参加 (Socialization): 社会生活への参加度を示す能力
6.
自己統制 (Self-Direction): 自分の行動を目的に向けて調整する能力
これらを通じて、保護者はお子さんの情報を共有し、児童発達支援や放課後などのサービスの支援計画に活かすことができます。
講師
このセミナーでは、兵庫県公認心理師会常務理事である安東大起氏、そして公認心理師・臨床心理士の香川葉月氏が講師を務めます。初心者でも分かりやすい内容となっているため、幅広い方にご参加いただけます。
イベント概要
- - 日時: 2025年1月23日 (木) 19:30 - 21:30
- - 方法: オンライン開催
- - 参加費: 22,800円
資料について
資料のダウンロードサイトは用意されておらず、セミナー代金に資料代と検査用紙の代金が含まれています。
申込締切
検査用紙の送付を考慮し、申し込みは2025年1月14日(火)23:59まで受け付けます。
キャンセルポリシー
参加都合がつかなくなった場合は、1月14日23:59までのキャンセルで参加費を返金いたします。それ以降のキャンセルに関しては返金はできませんのでご注意ください。
注意事項
- - 本研修は公認心理師、臨床心理士など特定の資格を有する方のみが参加可能です。
- - 参加者は最大9名とさせていただき、ライブ配信のみ、見逃し配信はありません。参加時はカメラオン・実名での参加をお願いしています。
このセミナーを通じて、子どもの能力を深く理解し、より良い支援を行うスキルを身につけましょう。興味を持たれた方は、ぜひお申し込みください。