スイスの独立時計ブランド、オリスは1965年に発表した初のダイバーズウォッチのデザインを、なんと60年を経た2025年に復刻することに決定しました。この特別なモデルは、ダイバーズ65アニバーサリーエディションとして登場し、元のデザインを忠実に再現しています。オリスの最初のダイバーズウォッチは、当時レジャーとして人気が高まりつつあったスキューバダイビングに特化したもので、ステンレススチールで製作された逆回転防止ベゼルを備えたケースを持っていました。これにより、海中での視認性が確保されており、多くのダイバーたちに愛用されてきた経緯があります。
新たに発表されるダイバーズ65アニバーサリーエディションは、40毫米のステンレススチールケースと逆回転防止ベゼルを搭載し、スイス製の自動巻ムーブメントが内蔵されています。防水性能は10気圧(約100メートル)を誇り、普段使いからダイビングシーンでも活躍すること間違いありません。文字盤は、ブラックのカラーにビンテージディテールが施されており、6時位置には「anti-shock」のラベルが、また、インデックスや3時、6時、9時の数字もオリジナル同様に大きめで、もちろん蓄光加工が施されています。
最大の特徴は、レトロなオリスロゴの下に「waterproof」の文字がしっかりと添えられたデザインです。また、この特別なモデルには付替え用のブラックレザーストラップも付属しており、ユーザー自身のスタイルに合わせて変更が可能です。
ケースの裏面には、60周年を記念する特別な刻印が施されており、記念品としても最適な品となっています。オリスのダイバーズウォッチは、ただの時間を示す道具ではなく、海の冒険やスポーツに密着した存在であり続けることを意識したデザインに仕上がっています。
このアニバーサリーエディションの発表は、時計愛好家やダイビングファンにとって特別な出来事であり、多くの人々が注目すること必至です。発売日は2025年1月、気になる税込価格は382,800円。オリスの伝統を受け継ぎつつ、現代の技術で再現されたこのモデルは、これからの60年もまた多くのダイバーたちに愛され、その名を歴史に刻むことでしょう。