ホラーミステリー『鬼妃』のご紹介
第7回カクヨムWeb小説コンテストのホラー部門で特別賞を受賞した『鬼妃~「愛してる」は、怖いこと~』。そのコミカライズ版第1巻が、2024年8月7日に新潮社から発売されます。本作は純愛を描いたホラーミステリーで、独特の世界観と人物描写が話題を呼んでいます。
作品について
『鬼妃』は、恐怖の底に隠された愛憎劇を描いており、その魅力は原作となる鉈手璃彩子氏の小説に根ざしています。彼女はこの作品で商業デビューを果たしました。コミカライズを手掛けるのは、人気作『おくることば』で知られる町田とし子氏。彼女の美麗な絵柄とキャラクター描写の巧妙さが本作に生かされています。
このコミカライズ版では、原作の魅力をそのままに、特に主人公の幼なじみ・知景の美しさや、迫力のあるシーンが強調されています。さらに、電子コミックス第1巻には町田氏による描きおろしのカラー特典が付いてくるので、ファン必見です。読者に驚く結末を体験する準備をしておいてください。
あらすじ
物語は、動画サイトに怪談朗読を投稿している大学生の亜瑚が、幼なじみの葬儀で告げられた衝撃の一言から始まります。「あんたのせいで、知景は死んだ」。この言葉は、村に伝わる「忌話」と呼ばれる言い伝えを引き起こします。閉鎖的な村で起こる連鎖する死。この事件を通じて、亜瑚は「鬼妃」と呼ばれる存在に惹きつけられ、彼の運命を変えていきます。
作品の魅力
『鬼妃』の魅力はその独特な世界観と濃密な人間関係にあります。平凡だったはずの大学生がどのように恐怖に直面していくのか、その過程が非常に興味深いです。また、町田とし子氏の美しい絵が、物語の緊張感を一層引き立てています。読者は、話の進行と共にキャラクターたちの心情に深く共感し、引き込まれていくことでしょう。
著者について
鉈手璃彩子は、ホラージャンルにおいて新たな風を吹かせる作家です。彼女の作品は、深いストーリー性と豊かなキャラクター描写が特徴的です。町田とし子も、長年にわたり多くの読者から支持を受けている漫画家で、これまでも数々の成功を収めています。
発売情報
- - タイトル: 『鬼妃~「愛してる」は、怖いこと~』
- - 著者名: 原作:鉈手璃彩子 / 漫画:町田とし子
- - 発売日: 2024年8月7日(水)
- - 定価: 770円(税込)
この夏、恐怖と愛が詰まった『鬼妃』の世界に飛び込んでみませんか?ぜひ、コミックシーモアで試し読みを楽しみながら、拡がるストーリーに期待を寄せてください。