株式会社ABEJAは、公益財団法人 科学技術交流財団が公募した「知識創造型交流事業」において、「モノづくり企業における生成AI活用勉強会・企画書作成等アドバイザー業務」ならびに「モノづくり企業における生成AI活用事例業務に関する技術提供・コンサルタント業務」に採択されました。
ABEJAは、愛知県内の製造業における生成AI利活用を促進し、モノづくりの発展に貢献することを目指しています。同社は「ゆたかな世界を、実装する」という経営理念のもと、顧客企業の基幹業務のデジタル変革を支援する「デジタルプラットフォーム事業」を展開しており、2012年の創業以来、300社以上の企業のDX化を実現してきました。
ABEJAは、2018年から生成AIの一つであるLLMの研究開発を進めており、2023年3月からは「ABEJA LLM Series」を顧客企業に提供しています。さらに、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」にも採択され、日本語LLMおよび周辺技術の研究開発にも注力しています。
科学技術交流財団は、愛知県の科学技術研究活性化を目的とした公益財団法人です。産・学・行政の連携を推進し、地域の発展に貢献しています。同財団が運営する「知識創造型交流事業」は、中小企業が単独では対応困難な社会課題や最新技術に関する知識習得を促進し、先進的な取り組みを支援しています。
本事業では、ABEJAが持つ生成AIに関する知見やノウハウを活用し、愛知県内のモノづくり企業を対象とした以下の2つの取り組みを行います。
「モノづくり企業における生成AI活用勉強会・企画書作成等アドバイザー業務」: 生成AIの活用に関する勉強会の実施、企業における生成AI活用企画書作成の助言など。
「モノづくり企業における生成AI活用事例業務に関する技術提供・コンサルタント業務」: 生成AI技術提供、コンサルタント業務を通して、企業における生成AI活用事例の創出を支援。
ABEJAは、これらの取り組みを通して、地域企業の生成AI活用を促進し、更なる発展に貢献していく予定です。