ブラザー工業、緑十字展2025での新製品展示
ブラザー工業株式会社が、2025年9月10日から12日まで大阪で開催される「緑十字展2025」にブースを出展することが決定しました。この展示会では、同社の新製品である据置型スポットクーラー「PD-7100シリーズ」と、産業車両用スポットクーラー「PD-3100」などが紹介される予定です。
緑十字展は、職場の安全を守るための展示会で、安全衛生保護具や作業環境改善機器などを通じて、労働災害の防止や快適な職場環境の実現を目指しています。ブラザーのブースでは、「あなただけに届く、ちょうどいい風。」というテーマの元、これらの製品が展示される予定です。
新製品「PD-7100シリーズ」と「PD-3100」の特徴
PD-7100シリーズ
このシリーズは、リアルタイムで消費電力量が表示されるという特徴を持ち、使用者は省エネのメリットを実感することができます。特に注目されるのは、独自技術による排気熱風レス設計です。通常のヒートポンプ式スポットクーラーと異なり、周囲を暑くすることなく冷たい風だけを提供するため、作業環境を快適に保ちます。
PD-3100
フォークリフトをはじめとした産業車両向けのこのスポットクーラーも特徴的です。コンパクトな設計で、給水タンクと本体が一体となっているため、省スペースでの搭載が可能です。自社の気化冷却技術「TwinAqua」を使用しており、わずか52Wという低消費電力での運用が実現されています。これにより、電動フォークリフトのバッテリー消費を大幅に削減することができ、経済的な効果も期待されています。
安全衛生規則の改正
2025年6月には、労働安全衛生規則の改正が行われ、企業に対して職場での熱中症対策が義務化されました。それに伴い、ブラザーのスポットクーラーは特に注目されています。排気熱風レス設計に加え、省エネ・フロンレスで環境にも優しいと評判です。担当者は、「関西方面の顧客には是非、実際に製品の特長を体感してほしい」と語っています。
CMと展示会情報
ブラザーのスポットクーラーに関するCMも公開されており、「作業員の主張」篇と「工場長の宣言」篇がそれぞれの特徴を効果的に伝えています。
展示会はインテックス大阪で行われ、出展内容の詳細は公式ウェブサイトで確認できます。出演時間は、9月10日の10:00から17:30、11日は9:00から17:00、12日は9:00から15:00となっています。ブース番号はC79です。
この展示会でのブラザーの新製品は、労働環境の改善へ向けての重要な一歩となることでしょう。公式サイトからの事前確認をお勧めします。