新潟食料農業大学のオープンキャンパス2025
新潟県胎内市に位置する新潟食料農業大学が、2025年6月14日(土)にオープンキャンパスを開催します。このイベントでは、参加者が実際に手を動かしながら学べる体験講座が豊富に用意されています。お米を中心に、食品開発や介護食について深く考える価値ある機会です。
イベントの概要
このオープンキャンパスはいくつかの体験講座で構成されています。特に注目したいのが、「お米を原料から商品に変身させる体験」です。最近、日本人の米の消費量が減少傾向にある中で、どのようにお米を魅力的な商品に仕立てるかを考えるプログラムです。
参加者は、ビジネスの視点からお米の魅力を引き出す方法を学ぶことができ、食を通じて地域活性化の重要性を再認識することができます。これにより、参加者はお米の可能性を広げる知見を得ることができるでしょう。
冷凍食品の進化
また、「冷凍食品の過去・現在・未来」というテーマに基づいた講座も見逃せません。冷凍食品は近年、私たちの食生活に深く根ざしており、その技術も日に日に進化を遂げています。この講座では、冷凍前後の食品の違いを実際に体験しながら、冷凍食品に対する理解を深めることができます。
介護食用の軟飯の重要性
さらに、介護食用の軟飯に適した水稲品種の育成についての講座も用意されています。新潟県の「こしいぶき」などの品種を実際に食べ比べながら、介護食の重要性や適切な品種を選択するための食味官能試験を学ぶ機会が得られるのです。これは、介護を受ける方の食事をより良くするために非常に大切な知識となります。
「食の総合大学」の使命
新潟食料農業大学は、農作物の生産から加工、流通、販売までを一体的に学ぶことができる食の総合大学です。教育のビジョンは、食のつながり(フードチェーン)全体を理解し、専門知識を持つ“食のジェネラリスト”として、将来の食料産業で活躍できる人材を育成することです。
参加方法
参加申し込みは、公式ウェブサイトの申し込みフォームまたは電話で行うことが可能です。詳細情報は下記のリンクから確認できます。
この機会に、食について深く学び、自らも食品開発に関わる第一歩を踏み出してみませんか?多くの皆様のご参加をお待ちしております。