STEAM教育出前講座「光のふしぎ」
2024-07-02 11:16:23

鹿児島高専がSTEAM教育出前講座「光のふしぎ」を実施!子どもたちの好奇心を刺激する学びの体験

鹿児島高専がSTEAM教育出前講座「光のふしぎ」を実施!子どもたちの好奇心を刺激する学びの体験



鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市)は、地域貢献活動の一環として、令和6年6月15日(土)に霧島市隼人町富隈公民館でSTEAM教育出前講座「光のふしぎ」を開催しました。小学校1年生から中学校3年生まで、17名の子どもたちに加え、未就学児3名と保護者4名が参加し、総勢24名が「光」と「紫外線」の不思議な世界を探求しました。

STEAM教育で科学への興味関心を育む



STEAM教育とは、理系・文系の垣根を越えて、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の5つの分野を融合し、問題発見力や解決能力を育む教育です。鹿児島高専では、このSTEAM教育の考え方を活かした出前講座を通して、子どもたちの科学への興味関心を高め、将来の理系人材育成を目指しています。

光と紫外線をテーマに、工作や観察を通して学ぶ



今回の講座では、「光・電磁波」をテーマに、光の性質や紫外線の特性について学びました。子どもたちは、光や紫外線に関する工作に挑戦し、実際に光を観察したり、紫外線を測定したりする体験を通して、科学の面白さを実感しました。工作、観察、測定、そして結果のまとめや考察など、STEAM教育の要素をバランス良く取り入れることで、子どもたちの能動的な学びを促進しました。

防災の視点も取り入れた学び



講座では、紫外線のリスクやそれを防ぐ方法についても学びました。理科的な知識だけでなく、防災の重要性についても理解を深め、日常生活における安全意識を高める機会となりました。

参加者からの喜びの声



講座後のアンケートでは、子どもたちから「紫外線で光るキーホルダーを作るのが楽しかった」「学校で勉強したことよりもさらに深く学べて良かった」といった喜びの声が寄せられました。保護者からは、「何気なく見ている光ですが、波長や種類について知らなかったので、勉強になりました。今回の講座をきっかけに子供が光を含めて身近な『不思議』に興味を持ってくれたら嬉しいです」といった感想が聞かれました。

講師からのコメント



講師を務めた池田昭大准教授(一般教育科)は、「STEAM教育の要素をそれぞれ取り入れた講座にするため、工夫が必要であったが、STEAM教育について改めて考えるきっかけとなった。また、一般向けの科学コミュニケーションを行う良い機会ともなり、有意義な活動ができた。」とコメントしました。

地域貢献活動を通して未来を創造する



鹿児島高専は、今後も地域社会との連携を強化し、STEAM教育を通して子どもたちの未来を創造する活動を積極的に展開していく予定です。


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