台湾観光の新しい楽しみ方『d design travel HSINCHU』の魅力と特別イベント

台湾観光の新たな扉を開く『d design travel HSINCHU』

2025年11月21日、D&DEPARTMENT PROJECTが制作した『d design travel HSINCHU』が全国発売となります。このトラベルガイドは、47都道府県を対象に、地域の魅力をデザインの視点から掘り下げてきましたが、今回は初となる台湾特集号です。新竹を舞台に、地元の郷土食や文化、暮らしの魅力を存分に伝える内容となっています。特に、伝統と現代が融合した新竹の独特の風景や食文化が紹介される予定です。

新竹の個性を体感するイベント

発売を記念して、渋谷ヒカリエ・d47ではオリジナルメニュー「新竹定食」の提供に加え、12月6日には編集部によるトークショーや新竹の郷土食を楽しむイベントが開催されます。このイベントは、参加者が新竹の魅力を参加型で体験できる貴重な機会です。

新竹の“らしさ”を体験する編集部の取り組み

本書では、地元の住民や旅行好きの一般参加者と一緒に「新竹らしさ」をテーマにした公開編集会議やワークショップを行いました。SNSを通じて情報をリアルタイムで共有し、現地の文化や特性を体験しながら制作を進めました。このように、地元の人々との交流を重視したアプローチが本書の特徴です。

新竹は、長い歴史を持ちながらも急速な発展を遂げた街です。中でも、ビーフンの製造が有名で、街中には「東德成米粉工廠」など伝統を守り続ける老舗が点在しています。この街の食文化は、地元の人々にとってかけがえのない存在となっており、ビーフンの袋が風景の一部として愛されています。

ガイドブックの内容と魅力

『d design travel HSINCHU』は、B5変形判192ページでフルカラー、日英併記の形で発売されます。ガイドブックは観光スポット、レストラン、買い物、カフェ、宿、地域の人物などを厳選した6つのカテゴリーから成り立っています。その中には、歴史的な観光スポットや斬新なカフェ、地元の人々が集う食事処など、多岐にわたる場所が紹介されています。

特に、新竹市にある新竹都城隍廟や鉄道藝術村、大煙囪下的家など、地域の文化が色濃く反映されたスポットは必見です。また、レストランやカフェも地域の食材を使用し、見た目にも美しい料理を提供しているところが多く、訪れることで新竹の食文化を味わうことができます。

さらに、本書ではその土地らしさを持つ地域の人々も紹介し、文化創造の活動や地域活性化に貢献している人物が取り上げられています。これらの情報を通じて、新竹がどのように独自の文化都市として育まれているかを知ることができます。

イベントへの参加のススメ

渋谷ヒカリエで開催されるイベントでは、トークショーを通じて編集部が現地取材中に見つけた新竹の魅力やエピソードを紹介します。参加者自身が持ち帰ることのできる「新竹定食」は、郷土料理を取り入れた一品で、心も体も満たされることでしょう。新竹の文化を深く知りたい方、そして単なる観光を超えた体験をしたい方にとって、このイベントは特別な機会です。

新竹号の発売とイベントを通じて、台湾の新たな魅力を発見する旅に出かけてみてはいかがでしょうか。