端材から生まれたビール
2026-02-25 10:05:30

尾西食品が製造した端材で実現した新しいクラフトビールの魅力

東京都港区にある尾西食品株式会社は、サステナブルな取り組みの一環として、新たにクラフトビールの製造を発表しました。これは、同社が製造する非常食「アルファ米」の製造過程で発生する端材を使用したもので、その名も「RICE ALE(ライスエール)」です。

このプロジェクトは、2026年2月10日に開催された『第1回サステナブルガストロノミーアワード』で初披露されました。このアワードは、持続可能な食や農業の発展に貢献する企業や団体を表彰するもので、特に環境への配慮と食文化の発展に力を入れています。尾西食品は、東京都のスタートアップ支援事業「TIBCATAPULT」に参加している「Sustainable AgriTech & FoodTechクラスター」の一員として、株式会社Beer the Firstとともにこのプロジェクトを進めています。

アルファ米の製造から生まれる新たな価値


尾西食品は通常、炊飯した米を乾燥させ、板状にした後に粗砕してアルファ米を製造します。この過程で発生する端材は、1日あたり約100kgにも及び、これまでは飼料として再利用されていました。今回、これらの削りかすをビールの醸造原料として利用することが決まりました。特に、この端材は澱粉質を豊富に含み、発酵のプロセスで問題なく機能することが確認されています。

尾西食品の取締役営業本部長・栗田雅彦氏は、「売上を目的とした新規事業ではなく、無駄を減らすという哲学の延長線上にある取り組みです」と語ります。このプロジェクトを通じて、飼料としても重要な役割を果たしていた端材が、新たな嗜好品としての価値を持つことは、消費者にとっても驚きの発見です。

並行して行うサステナブル未来の模索


尾西食品は、非常食の供給に特化した企業でもありますが、日常的に消費される持続可能な食文化の構築も求められています。これまでの製品での「備えるための食品」というイメージを超え、平常時でも楽しめる商品開発を進めることで、食の文化と経済の両立を目指しています。

今回のRICE ALEは、非常時と平時を繋ぐリソース循環の象徴的な製品とも言えるでしょう。展開する際には一般消費者にも手に届きやすい価格設定が期待されており、2026年3月には成城石井での先行発売が予定されています。

商品概要


  • - 商品名: RICE ALE(ライスエール)
  • - 品目: ビール
  • - 販売価格: オープン(詳細は販売時に発表予定)
  • - 内容量: 350ml
  • - 賞味期限: 常温240日(約8ヶ月)
  • - 販売開始: 2026年3月
  • - 販売場所: 成城石井(一部店舗で先行発売予定)

企業情報


尾西食品は、長期保存食の製造・販売を行う企業であり、非常時の食を支えることはもちろん、平時にも楽しめる商品の発展にも力を入れています。今後のスケールアップへ期待が高まります。
ウエブサイトには、最新の情報や商品の詳細が掲載されているため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

  • - 代表取締役社長: 市川伸介
  • - 所在地: 東京都港区芝浦3丁目9−1 芝浦ルネサイトタワー12階
  • - URL: 尾西食品公式サイト


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会社情報

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