ガイドヘルパーズ開始
2021-04-26 16:20:01
「ガイドヘルパーズ」視覚障害者とヘルパーを結ぶ新しいマッチングサービス
新しい出発 「ガイドヘルパーズ」
視覚障害者とその伴走者であるガイドヘルパーを結びつける革新的なサービス「ガイドヘルパーズ」が、2023年5月6日より事前登録の受付を開始しました。これは特許出願中のビジネスモデルで、視覚障害者が自分のニーズに合わせたサポートを受けやすくすることを目的としています。
ガイドヘルパーズとは?
「ガイドヘルパーズ」は、視覚障害者が外出を希望する日時を投稿し、それに応じてガイドヘルパーを探せるマッチングプラットフォームです。視覚障害者は、スマートフォンやパソコンを使ってその日の外出を希望する日時を明記し、ガイドヘルパーからの応答を受けることができます。
逆に、ガイドヘルパーも自分の働ける時間を登録し、依頼を検索して応募することが可能です。これにより、視覚障害者は必要なサポートをスムーズに受けられるようになり、自由で充実した生活を送る一助となることが期待されています。
同行援護の重要性
同行援護とは、視覚に障害を持つ方が安全に外出を楽しむためのサポートです。具体的には、目的地までの道案内や外出先での情報提供、さらには買い物やスポーツ、文化イベントの参加など、多岐にわたる場面での援助が行われます。このサービスは、日本の障害者福祉制度の基づいて提供され、視覚障害者が自立した生活を送る手助けをします。
特徴とメリット
「ガイドヘルパーズ」にはいくつかの特筆すべき特徴があります。まず、視覚障害者は、国内では初めてとなるリアルタイムで対応できるガイドヘルパーを瞬時に検索し、直接依頼することができます。これにより、即時的なサポートが求められる場面でも不安が軽減されるでしょう。
さらに、利用者が扱いやすいインターフェースが提供されており、視覚障害者でも直感的に操作できるように配慮されています。スクリーンリーダーやテキストの拡大、色彩の反転など、幅広いアクセシビリティ機能を備えています。また、ユーザーはガイドヘルパーのプロフィールを事前に確認し、自分に合ったサポートを選択できる点も重要です。
ガイドヘルパーへのメリット
もちろん、ガイドヘルパーにとってもこのサービスは大変魅力的です。マッチングを通じて、自分のペースで自由に働くことができ、報酬も時給1,800円と良好な水準が設定されています。また、必要に応じて好きな時間に勤務できるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能です。これにより、特に人手不足に悩まされる同行援護業界において、より多くの人材が集まることが期待されています。
社会への影響
今後、「ガイドヘルパーズ」がどのように視覚障害者の社会参加を促進し、自立を支援するのか、その展開が注目されます。このサービスを通じて、視覚障害者が外出を楽しむことができる機会が増え、社会全体の理解と支援が広がることが期待されています。
会社の背景
このサービスを運営する株式会社おともは、視覚障害者の外出支援において数多くの実績を有し、現在200名以上のガイドヘルパーが在籍しています。代表の鈴木貴達は自身も過去に同じ障害を抱えた家庭で育ち、その経験を生かして現業に取り組んでいます。将来的には、より多くの視覚障害者が「ガイドヘルパーズ」を利用し、充実した毎日を送れることを願ってやみません。
公式ウェブサイトには、サービスの詳細や事前登録に関する情報が掲載されています。興味のある方はぜひ一度訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社おとも
- 住所
- 東京都足立区梅島3-34-5西崎ビル1F
- 電話番号
-
050-5526-2818