東芝テック、ELERA®注文連携サービスが新たなマイルストーンを達成
東芝テック株式会社が提供するELERA®注文連携サービス「OrderLinkage」が、ついに累計2000店舗への導入を突破しました。この成果は、飲食業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を象徴するもので、特にコロナ禍以降、多様化する消費者のニーズに応えるための重要なソリューションとしての役割を果たしています。
背景と導入の経緯
現在、飲食店は消費者の多様な注文スタイルに対応するため、デリバリーやテイクアウトといったオンラインサービスを積極的に取り入れています。これに伴い、店舗内でのオペレーションが複雑化し、特に売上管理の業務が煩雑化しています。外部のオンラインシステムからの注文を、店舗のPOSシステムに再登録する作業は、店舗スタッフの負担を増大させています。
このような状況を改善するために、ELERA®を基盤とした「OrderLinkage」は、外部システムとのシームレスな連携を実現し、飲食店の業務負担を軽減することを目的として開発されました。2022年3月に発売されたこのサービスは、デリバリーやテイクアウト、店内モバイルオーダーなど、幅広いオンラインシステムと連携可能です。
OrderLinkageの特徴と利点
「OrderLinkage」は、飲食店向けのPOSシステムやオーダーエントリーシステムと直接接続し、利用者が外部のサービスを経由して注文を行う際も、各種データの自動反映を可能にします。これにより、飲食店の業務運営は大いに効率化され、スタッフは余計な手間から解放されます。
導入以来、様々な外部オンラインシステムとの連携が進み、デリバリー・テイクアウト・店内モバイルオーダー・予約管理・自動配席など、多様な機能に対応しています。この進展に加え、今後は需要予測や自動発注、リテールメディアとの連携も視野に入れ、さらなる業務の最適化を目指します。
今後の展望
東芝テックは2027年には、OrderLinkageの導入店舗数を5700店舗に拡大することを目指しています。市場環境や飲食業界のトレンドに応じてサービス内容を柔軟に変更し、さらにタッチポイントが増えることで、飲食店が抱える様々な課題を解決する力を強化していく予定です。この取り組みは、DXの推進にも寄与し、飲食店の未来を形成していく重要なステップとなります。
総括
新型コロナウイルスの影響により、飲食業界は新たな顧客ニーズに応える必要が求められています。OrderLinkageはその解決策として、飲食店のオペレーションを簡素化し、効率化を推進しています。今後も、東芝テックは業界のパートナーとして、最適なソリューションを提供し続けることで、飲食店の持続可能な成長を支えていくことでしょう。
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