マイナビが新たに全国中学校でキャリア教育を推進中！無償出張授業に大注目です

マイナビのキャリア教育プログラムとは

株式会社マイナビは、全国23都道府県の中学校で、42校にわたり、キャリア教育をテーマにした出張授業を展開しています。2024年7月から開始されたこのプログラムは、既に4,170名の中学生が参加しており、将来的には全47都道府県で10,000人以上の生徒にキャリア教育を提供することを目指しています。

この取り組みは、マイナビがNPO法人企業教育研究会と共同で開発したオリジナルカードゲーム『カードゲームで学ぶキャリア図鑑』を教材として活用し、キャリアプランニング能力を育成することを目的としています。特に、同社の調査によれば、大学1・2年生の6割が「どの仕事を希望するか決まっていない」というデータが浮き彫りになっています。なかでも、キャリアを早期から意識することが大切であるとされ、高校生の約8割は高校時代にキャリアについて考えたことがあると回答しています。

具体的な授業の内容

出張授業は中学2年生を対象に行われ、各授業は約50分の2コマで構成されています。授業の内容は、学ぶことを楽しくするために、オリジナルのカードゲームを用いています。このゲームを通じて、子供たちは17,000以上の職種や100を超える業種について学び、社会がどのように成り立っているかを理解することができます。また、地元企業の紹介を通して「産学官連携」といった概念も学ぶことができ、地元のビジネスや社会への理解を深めます。

生徒や教員からの反響

このプログラムに参加した生徒たちからは、職業の多様性について驚きの声が多く寄せられています。「様々な職業があることを知り、自分の興味が持てそうな職業を見つけることができそう」といった感想や、「将来の自分を考える良いきっかけになった」というフィードバックがありました。本プログラムでは、職業調査に先生方も参加し、自身の授業に活かせる経験を得たという声も多く寄せられています。

今後の展望と意気込み

マイナビでは、今後もキャリア教育を充実させ、中学生へのサポートを強化していく考えです。2025年度には47都道府県での授業実施を目指し、参加する中学生の不安を軽減し、地域の未来を明るくするために全力で取り組む意向を示しています。サステナビリティ推進部の今井普彦氏は、「このプログラムを通じて、子供たちが楽しみながら学び、自らの未来に向けて積極的に歩み始められるような環境を作っていきたい」と強調しました。