ミドリ安全と日立製作所が新たな営業支援ツールを開発
ミドリ安全株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:松村 乾作)は、株式会社日立製作所と連携し、"新営業ポータル"と呼ばれる営業支援ツールを開発しました。このポータルは、営業活動に必要な情報を一元的に管理し、営業担当者の提案の質やスピードを向上させることを目的としています。全国で200以上の営業拠点を持つミドリ安全にとって、効率的かつ迅速な営業活動の実現は、顧客満足度向上につながります。
営業活動の課題
ミドリ安全は、安全靴や作業着といった安全衛生保護具を直販体制で提供していますが、営業活動を行う上での課題がありました。営業担当者は各施策ごとに異なるシステムから情報を収集する必要があり、特に見積りを求められた際に迅速さが求められる場面では、大きな負担となっていました。営業担当者は、一度会社に戻って情報を収集し、見積書を作成する必要があり、この事務作業が時間効率を悪化させる要因になっていました。
新営業ポータルの詳細
新営業ポータルは、SAP Business Technology Platform(SAP BTP)を基盤として、営業に関わるデータを一元化しました。このツールにより、営業担当者は実際の商談の場で在庫状況や納期を確認しながら、即座に見積りを提示できるようになります。また、ベテラン営業担当者の成功事例やノウハウを参照できることで、新人営業担当者でも質の高い提案ができるようになります。このように、ポータルは営業力の均一化を図り、属人性の解消にも貢献します。
開発時のアプローチ
この新しい営業ポータルの開発では、日立製作所の協創手法「NEXPERIENCE」を取り入れました。全国の営業メンバーにインタビューし、実際に営業を行う環境でのニーズや課題を把握。その情報を元に、営業担当者が求める機能を洗い出しました。プロトタイプ作成やロールプレイによるテストも行い、実際の現場での受容性を確認するなど、慎重なプロセスを経て開発に至りました。
受賞と今後の展望
新営業ポータルは、SAPジャパンの"SAP Appreciation for Partner Excellence 2026"というプログラムにおいても、優秀なプロジェクトとして評価されました。このプログラムは、SAPビジネスへの貢献度や顧客満足度の向上、ビジネスの実績をトータルで評価し、優れた企業を選出するものです。
これを受け、ミドリ安全は今後も新営業ポータルの機能拡充やデータ活用の深化に努めていくとのことです。デジタル技術を活かした営業改革を進め、さらなるサービス品質の向上を目指します。
まとめ
ミドリ安全株式会社と日立製作所の共同開発による新営業ポータルは、営業業務の効率化とスピードの向上を実現するための重要なステップと言えます。今後の取り組みにも注目が集まります。