沖縄のラグジュアリーリゾート、新たな体制を発表
沖縄本島南部の糸満市に佇む「琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ」は、2025年10月1日より新たなリーダーシップが始まります。新総支配人に後藤康氏、そして新総料理長に城間功氏が就任を発表しました。この人事は、ホテルのさらなる発展と地域との絆を深めることを目指しています。
新しいリーダーのプロフィール
後藤 康(ごとうやすし)さんは、福岡県出身の57歳。大学卒業後、大手都市銀行で法人営業部門に従事し、金融における専門知識を身に着けました。2021年にケン・ホテル&リゾートホールディングスに入社し、ホテルの開発や運営に携わってきました。彼はグループの36軒のホテルの中で17の国内外ホテルを担当し、その手腕を発揮しています。
後藤氏は「琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ」を新たに導くことで、ラグジュアリーリゾートとしての本質を保ちつつ、訪れる全てのお客様に特別な体験を提供することを使命としていると言います。
城間 功(しろまいさお)さんは、沖縄出身の52歳。料理歴35年を誇り、ホテル日航那覇グランドキャッスルやハイアットリージェンシー沖縄などでの経験を持ち、2022年からは副総料理長として琉球ホテルでその技量を示してきました。地元の食材にこだわり、独創的な料理を提供することで、沖縄ならではの本格的なダイニング体験を追求していきます。
新たなビジョンと取り組み
後藤氏は、新体制の中で「お客様一人ひとりに心に残る滞在を提供する」ことを重視しており、洗練された客室や豊富なアクティビティ、そして食文化を融合させた体験を提供したいと考えています。また、グループとしてのエンターテインメントの側面をMICEやウェディングに活用し、さらなる進化を期しています。
城間氏も同様に、料理面での進化に意欲的です。「150種類以上の朝食ビュッフェ」や「マジックアワーの海を望むファインダイニング」など、多彩な食事の選択肢を通じて特別な体験をお届けすることを約束しています。また、地元の食材を活用したメニュー作りや地域との結びつきを大切にし、沖縄の魅力を広めていきたいと述べています。
リゾートとしての特長
「琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ」は、2022年に開業したラグジュアリーリゾートで、那覇空港から車で約20分というアクセスの良さも魅力です。沖縄特有の自然環境の中で、1.8kmの天然の白砂ビーチを前に持つこのホテルは、443室全席オーシャンフロントビューとなっており、美しい夕日を楽しむことができます。
館内には9つのレストランとバー、さらにはさまざまなプールが完備され、旅慣れた大人が過ごすための贅沢な空間が広がります。新しい体制のもと、琉球ホテルのさらなる成長が期待されます。
さいごに
後藤新支配人と城間新料理長が切り開く新たな未来に、地域の人々や観光客のみならず、多くの人々の期待が寄せられています。沖縄の深い文化と自然、美食を兼ね備えた仕組みが整いつつある中、今後の展開から目が離せません。