セレスがUNGCに署名参加
株式会社セレスは、国連が推進する「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名参加することを発表しました。この取り組みは、7月26日に迎えるUNGCの発足25周年に先立ち行われたもので、セレスは日本の企業が集う「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」への加入も同時に発表しています。
国連グローバル・コンパクトとは
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、国際組織と民間企業の協力により、健全で持続可能なグローバル社会の実現を目指す世界最大のサステナビリティ・イニシアチブです。参加する企業は、UNGCに掲げられた「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」に関する10の原則に同意し、企業のリーダーシップのもとでその原則の実現に努めることが求められます。
これにより、企業は経済活動を行う際に、社会的責任を果たしながら業務を展開していく必要があります。セレスは自社の理念である「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」を基に、豊かな社会の実現への貢献をビジョンに掲げています。
UNGC署名参加の経緯
近年、国連サミットで合意された持続可能な開発目標(SDGs)は、国際的な持続可能性の意識を高め、各国での取り組みが加速している状況です。この中で、セレスは強力なリーダーシップを発揮しつつ、SDGsの達成とその先にある「豊かな未来」を目指す決意を固めました。そうした背景から、UNGCへの署名参加を決定させたのです。
署名参加後の展望
セレスは、ポイント経済圏とブロックチェーン技術を基にした「トークンエコノミー」の創造を目指しています。この取り組みは、社会経済活動の活性化に寄与することを目的とし、特に金融包摂の促進が重要であるとされています。SDGsの中には「貧困をなくそう」や「働きがいも経済成長も」といった目標が掲げられており、金融へのアクセスがこれらの達成には欠かせない要素となります。
セレスが運営するポイントサイト「モッピー」では、ポイントを現金や電子マネー、さらには暗号資産と交換できる仕組みを提供しています。このプラットフォームは、デジタル金融の利用促進にもつながると考えられており、より多くの人々に経済成長を提供する可能性があります。
また、株式会社マーキュリーとビットバンク株式会社を通じて暗号資産の交換業務を行い、フリーランスや小規模事業者を対象とした金融サービスも提供しています。これらのサービスを通じて、セレスはトークンエコノミーを構築し、全ての人々の経済成長に寄与することを目指しています。
社会への貢献
セレスは、ポイントサイト「モッピー」を用いて、寄付専用プラットフォーム「モッピー✕SDGs」を設立しました。このプラットフォームでは、脱炭素活動や人道支援などの社会問題解決に取り組む団体へのポイント寄付も行っています。累計1,300万人の会員とともに、持続可能な社会への貢献を進めています。
これらの活動は、セレスがUNGCの理念に基づいて持続可能な発展を推進する姿勢を示すものであり、引き続き社会におけるリーダーシップを発揮していく意向です。今後も、セレスの活動から目が離せません。
会社概要
株式会社セレス
代表取締役社長: 都木 聡
所在地: 東京都渋谷区桜丘町1番1号渋谷サクラステージSHIBUYAタワー21階
公式サイト