テコテックとアイリッジによる新たな提携
2023年、株式会社テコテック(以下、テコテック)と株式会社アイリッジ(以下、アイリッジ)が業務提携を発表しました。この提携は、アプリビジネスおよびデジタルトランスフォーメーション(DX)領域において新たな顧客体験を生み出すことを目指しています。
テコテックの多様なサービス
テコテックは、「知恵と創造により社会に貢献する」というミッションの元、コンピュータ技術とサービス開発の経験を活かしてきました。これまで、金融商品をはじめとする運用サービスからチケッティングサービス、さらには生成AIや暗号資産に関連する新事業まで、多岐にわたる未来のサービス基盤を構築してきました。
一方、アイリッジは、リテールや金融業界など、さまざまな分野で消費者向けのスマートフォンアプリを開発・提供しています。特に、アイリッジが展開するアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」には、1億を超える月間アクティブユーザーがあり、業界でもトップクラスの実績を誇っています。この「APPBOX」を活用することにより、両社の業務提携が実現しました。
提携の背景と目的
テコテックとアイリッジは、各々の強みを活かして連携し、新たな顧客体験価値の創出を目指しています。具体的には、テコテックが提供するチケット販売管理システム「RAP」のデジタル施策の最適化ノウハウと、アイリッジのアプリ開発力およびOMO(Online Merges with Offline)戦略を融合させることで、さまざまな新しいサービスを展開できる可能性が広がります。
この業務提携により、両社はそれぞれの強みを最大限に活かした新たな取り組みを実現することが期待されています。たとえば、テコテックの「カビュウ」という株式投資管理アプリのデータ収集や可視化の経験を活かし、ビジネスプロデュース支援を拡充することにより、顧客にとってより使いやすいサービスが提供できるでしょう。
今後の展望
この提携によって、テコテックとアイリッジは、デジタル領域でのクリエイティブなアプローチを強化し、消費者に新しい価値を提供することを目指します。特に、両社の強みを組み合わせることにより、アプリ開発やデジタルビジネス全体において新しい価値を創出することが期待されています。消費者にとって、より便利で革新的なサービスが生まれることは間違いありません。
株式会社アイリッジの概要
- - 設立: 2008年8月29日
- - 所在地: 東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町10F
- - 資本金: 1,370百万円(2025年3月末)
- - ウェブサイト: https://iridge.jp/
株式会社テコテックの概要
両社の提携によって、今後の展開に大きな期待が寄せられています。この業界における革新と進化が、どのように進んでいくのか、注目していきたいところです。