新潟の老舗酒蔵吉乃川が贈るプレミアム日本酒サービス「カヨイ」

新潟長岡に位置する歴史ある酒蔵「吉乃川」が、1548年の創業以来、地元民や全国のファンに愛されてきた日本酒を、さらに特別な体験として楽しめるサービス「カヨイ」を始めました。このサービスは、皆さんが普段飲むお酒とは異なるプレミアムな日本酒を楽しむための新たな試みです。

「カヨイ」は、一見普通の酒の購入とは異なり、自宅に直接配送されるオリジナルステンレスボトルに詰められられた日本酒を楽しむことができます。このボトルには、ロットナンバーが刻印されており、自分だけのお酒を感じることができるのです。自宅での晩酌をより特別にしてくれるこの新サービスの魅力は、味わいだけでなく、その体験全体にあります。

この「カヨイ」という名前は、江戸時代の「通い徳利」に由来しています。当時、酒を購入する際は、容器を持ち込み、量り売りでお酒を楽しむスタイルが一般的でした。お客様と酒屋の信頼関係やコミュニケーションを築く要素がありました。「カヨイ」は、そんな昔の文化を現代に還元したものであり、新型ウイルスの影響でつながりが難しくなった今こそ、新たな交流の方法になりうるのではないでしょうか。

このサービスは昨年のクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で初めて発表され、わずか2日間で完売した成功を受けて、正式にサービスとして提供されることになりました。課題提出からたった2ヶ月での出来事で、全国からの多くの支持を得て引き続き大きな注目を集めています。

「カヨイ」のボトルは、新潟長岡の金属加工企業とのコラボレーションで開発されたフルステンレス製です。このボトルは軽量で耐久性が高く、再利用が可能です。環境に優しいだけでなく、日本酒の品質を保つ上でも優れた特性を持っています。重要な遮光性を確保しつつ、酒蔵で使われる貯蔵タンクと同じ素材「SUS316L」を使用しているため、鉄分の溶解や金属臭の心配もほとんどありません。

吉乃川は470年にわたる酒造りの伝統と、豊かな新潟の地で育まれたお米、そして清らかな水を使用して造り上げた自慢の日本酒をこれからも多くの人々に届けていきたいという思いを込めています。

「カヨイ」は毎月1回の申し込み受付を行い、月末に併せて一斉発送され、特別なお酒が楽しめる形になっています。最初の申し込み締切は9月13日で、発送は9月24日を予定しています。希望者は、ぜひこの機会に「カヨイ」を体験してみてほしいです。

【サービス概要】