前田工繊の2026年6月期第2四半期決算報告
2026年6月期、第2四半期における前田工繊株式会社の決算結果が2月13日に発表されました。同社は土木・建築資材及び不織布の製造・販売を行っており、今回の決算発表では好調な業績を維持していることが明らかになりました。
売上高と利益の状況
2026年6月期第2四半期(2025年7月1日~2025年12月31日)の売上高は、37,904百万円に達し、前年同期比で16.5%の増加を記録しました。この成長は、主に公共工事関連の資材供給の進捗によるもので、セグメント別に見ても着実に成果を上げています。営業利益は7,175百万円(前年同期比0.3%増)、経常利益は7,859百万円(同8.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は5,406百万円(同9.4%増)となりました。
セグメント別業績
ソーシャルインフラ事業
土木・建築資材事業では、公共工事における資材の納入が予想以上に進展し、売上及び利益ともに前年同期の成果を上回るという好調な結果を達成しました。具体的には、主力製品の盛土補強材の需要が高まり、汚濁防止膜や河川護岸用資材なども売上を押し上げました。一方で、水産加工事業は販売単価の下落に悩まされ、繁忙期の売上が見込みを下回る結果となりました。それでも、子会社化した企業の業績が計画通りに推移し、全体としては成長を続けることができました。
「ソーシャルインフラ事業」の売上高は25,171百万円(前年同期比34.1%増)、営業利益は5,161百万円(同16.8%増)に達しています。
インダストリーインフラ事業
自動車向け鍛造ホイールの事業では、国内向けオリジナル機器製造(OEM)の販売数量は減少しましたが、海外市場やアフター市場での販売は堅調に推移し、引き続き成長を見せました。ただし、グループ会社のBBS Motorsport GmbHでは、大口取引の反動による売上の減少が発生し、利益率も低下しました。対照的に、衣料用の各種産業資材は主力製品の販売が順調であり、売上高は前年同期を上回りました。
インダストリーインフラ事業の売上高は12,732百万円(前年同期比7.5%減)、営業利益は2,739百万円(同19.4%減)となりました。
前田工繊の今後
前田工繊株式会社は1972年の設立以来、インフラ整備を通じて地域社会に貢献してきました。「ジオシンセティックス」の総合企業として、今後も安心・安全な社会づくりや災害対策の強化に寄与することを目指しています。今後の動向にも注目が集まります。
詳しい決算内容については、公式サイトの決算短信をご覧ください。