新潟医療福祉大学のZEB事業
新潟医療福祉大学は、地球環境に配慮した画期的な取り組みであるネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)事業に積極的に参加しています。2025年2月には新しい「第12研究・実習棟(V棟)」が完成予定で、これはZEBリーディング・オーナーとしての認可を受けています。この認可は、一般社団法人環境共創イニシアチブのもと、ZEBの導入に向けた先導的な役割を果たすことを期待されるものです。
ZEBリーディング・オーナーとは?
ZEBリーディング・オーナーとは、ZEBに関連する取り組みを積極的に公開し、広く社会にアピールするオーナーを指します。新潟医療福祉大学もこの認可を受け、ZEBの普及目標や導入計画、実績を随時ホームページで公開していく予定です。これにより、持続可能な建築の重要性とその効果について、より多くの人々に理解してもらおうとしています。
新校舎でのエネルギー効率の向上
新たに建設される「第12研究・実習棟」は、ZEBの考え方に基づいて年間エネルギー消費を最小限に抑えることを目指します。具体的には、省エネや新たなエネルギー源の活用により、光熱費の軽減や快適な環境の提供、さらには不動産価値の向上が期待されています。また、事業継続性にも寄与することが可能です。
この取り組みは、SDGsが求める「質の高い教育」「健康と福祉」「クリーンなエネルギー」「働きがい」「持続可能な地域作り」などの目標とも合致しています。
新潟医療福祉大学の特色
全国に数少ない医療系総合大学として知られる新潟医療福祉大学は、看護、医療、リハビリテーション、栄養、スポーツ、福祉、医療ITの6学部15学科を有し、医療の現場における「チーム医療」を実践的に学ぶことができます。さらに、各学部の専門性を利活用した組織的な資格取得支援や就職支援も整えており、全国トップクラスの国家試験合格率を誇ります。
加えて、スポーツ系学科の強みを活かし、「スポーツ」と「医療」「リハビリ」「栄養」との組み合わせによる学びを通じて、より豊かな教育環境を提供しています。
NSGグループのビジョン
新潟医療福祉大学は、NSGグループの一員として教育事業だけでなく、医療や福祉、介護など多岐にわたる分野で幅広く事業を展開しています。「世界一豊かで幸せなまち」を目指す地域活性化のために、「人」「安心」「仕事」「魅力」といった視点からの取り組みが行われています。
私たちの未来を担う学生たちには環境問題への意識を高めた教育が求められる中、新潟医療福祉大学のZEB事業はその一環として今後の発展に寄与していくことでしょう。学生や地域社会にとってもその意義は計り知れません。今後も新潟医療福祉大学からの情報発信に注目を集めていくことでしょう。